常念岳(2857m)
2016.8.6~8.7 常念岳(じょうねんだけ) 2857m
5:20 一ノ沢登山口 標高1320mからスタートです。
登山届は提出しましょう。
山の神様にご挨拶。(登山の安全祈願です)
沢沿いに続く快適なトレッキングです。
常念岳かな・・・。
ミヤマトリカブト
じゃぶじゃぶと歩くのが気持ち良い!!
胸突き八丁まで約3時間15分。ここから常念乗越までがきつくなります。
おいしい沢の水をゴクゴク・・・。
ここで水筒に水を満タンに。
ここからまだ約1時間ほど。
このあたりでもうヘロヘロ・・・。になってきました。
あぁ、常念岳がみえたぞ~。
やっと常念乗越です。
5.7Km歩いたのか~。ここは標高2460m。
日陰はなく暑いです。
穂高連峰~槍ケ岳まで一望
常念小屋まで約5時間かかりました。
楽しみはやはりこれです。焼き鳥3本ついた生ビールセットが¥1,000ーとなると
常念岳山頂は明日ということで。
こちらは、横通岳で、大天井岳(おてんしょう)方面へと続きます。
これが、常念岳ですね。頂上まで約1時間登ります。
今日は大変暑いから明日の朝登ることとします。
テント場が詰まってきました。
テント場は2か所ありますが、小屋に近い方は傾斜で石がゴロゴロしてるので
こちらがGOODです。
素敵な夕焼けが見えると期待したが、雲がモクモクと。。。残念です。
もうテントで寝るだけ。
テント場がほぼいっぱいとなりました。では、おやすみなさい。
さて、朝3時40分。日の出はだいたい5時頃です。
頑張ってご来光を拝みたいと思います。ヘッドランプ装着していざGO!
山頂には4時45分到着、あたりはもう明るくなってきました。
今日も素晴らしい天気になりそうです。
常念岳から見るご来光です。
蝶ヶ岳へ行く人も多いです。
左から、前穂高岳(3090m)奥穂高岳(3190m)涸沢岳(3110m)北穂高岳(3106m)の穂高連峰が圧巻ですね。
なだらかに見えますが、南岳、中岳、大喰岳、槍ケ岳と3,000m級の山々がずらりと並び素晴らしい。
頂上の様子。
さて、テント場へ戻ります。
テントを撤収し一ノ沢へと帰ります。素敵な常念岳でした。
途中、この鳥が道案内人(鳥)となり 帰りの登山道を5分ほど先導してくれました。
可愛かったです。
素敵な青空!!
帰りは約3時間ほどで着きましたが、暑いので大変疲れました~~。
車を止めた駐車場までまだ20~30分ほど歩かねば・・・。
暑い中お疲れさまでした~。
剱岳(2999m)7/23~7/25
立山駅からケーブルカーで美女平へ。
美女平からバスを乗り継ぐこと50分で室堂平(むろどう)へ到着。
さあ、ここから立山へ行くか、剱(つるぎ)へ行くかの登山開始です。
ミクリガ池
みくりが池温泉(登山の帰りに標高2410mの温泉を紹介します)
このお山を越えて剱沢キャンプ場まで行きます。(剱沢キャンプ場まで約2時間40分)
このキャンプ場は雷鳥沢キャンプ場。
立山です。
白く煙の上がるは地獄谷。火山ガスに要注意です。
雷鳥沢キャンプ場から新室堂乗越のコースで上がりました。
室堂乗越(むろどうのっこし)から剱岳の眺め良い。
稜線伝いに剱御前小舎へ向かいます。ガスが上がってきました。
お花畑。
けっこう高度を上げました。
見えてきた別山乗越の剱御前小舎までもう少しです。
少し休憩です。
ここを下ること、40分で剱沢キャンプ場へ到着です。(今日の目的地)
眼下に見えてきたキャンプ場。正面のガスってる山が明日チャレンジの剱岳です。
左側の低いのが一服剱(2618m)、次に高く見えるのが前剱(2813m)、写真中央が剱岳(2999m)
一服剱(いっぷくつるぎ)から見た前剱です。この山を越えないと剱岳には行けません。マジ、ガンバですよー。
前剱直下はかなり急なガレ場。
ようやく見えた剱岳だが、これからまだ平蔵の頭・平蔵のコルを超え、約80分ほどの緊張の連続が続きます。
遠くに見えるは北アルプスの不帰の剣(かえらずのけん)~鹿島槍だと思います。
遠くの山は素晴らしいが、まずは自分の足元が・・・。険しくなります。
登ったり下りたり・・・。
落ちるわけにはまいりません・・・。これは、道とは言えません・・・。
落ちないようにしっかり鎖を掴んでいます。三点支持で・・・ガンバ。
少し安らぐ登山道ですが・・・、つかの間。
すぐに、厳しい岩山が待ち受けています。
登るルートと下るルートがうまく分かれています。(鎖は下り用)
平蔵のコルへ下りる鎖場。(お・お・落ちるなよ~)
ここを下りてきたのです。(帰りはここを登らねば・・・。)
まだまだ、危険な岩場が連続して続きます。落ちたら確実に死にます。
だから下を見ないです・・・。
さて、難所の一つ、「カニのたてばい」です。この垂直の壁を一気に登ります。
足元には十分気をつけて下さい。 (わかってます・・・。)
剱はやっぱりヘルメットは必需品です。(落石注意!!)
カニのたてばいの終着点かな・・・?
下から登ってくる様子が見えます。
さて、剱岳の頂上ももう少しかな・・・。
祠が見えた!!
やったぜ!! 山の王者 剱岳!! 2016年7月24日午前6時45分登頂!
正面の谷になっているところが剱沢キャンプ場の場所です。
あそこからきましたよ~ん。
週末なのでたくさんの方が朝早くから登頂です。
まだ朝の7時前ですよ~。(テント場から約3時間で登頂です)
360度のパノラマ
さて、下りの難所と呼ばれる「カニのよこばい」
鎖は真下へと続き、そのあとよこばいへと変化します。
かなりの高度感ですよ。
よこばいの最初の一歩、足のかける場所がわかりづらい・・・。
そこに、足がかかればあとは横に移動するだけ。
下は見ないほうがいいかも・・・。
次ははしごです。またぐのが怖い。
すばらしいバランスの岩。芸術品だあ。 気に入った!!
はしごを下りて、岩を伝い、鎖を持って下りてほっと一息して上を見上げるとこんな感じ。 カニのたてばいの裏側ルートかな?(帰り道)
ん・・? この薄っぺらい岩壁を乗り越えて帰るのか? だっけ・・?
帰り道もなんぎです・・・。
やっぱりそうだった。帰りもこの壁を登るのです。その名は・・・
そうでした、平蔵の頭でした。
ここも登らねば・・・。
鎖ばっかです。
あとはたんたんと来た道を頑張って戻るだけ。
山小屋へ到着したならばビールが待ってるぞとひたすら頑張ります。
ようやく山小屋へ到着。もう歩けない・・・
生ビールが最高にうまい・・・!!(だから1時間休憩!!)
剱山荘(けんざんそう)から見える剱沢小屋(つるぎさわこや)
その少し上方に剱沢キャンプ場があります。
いつもガスがかかる剱です。
ようやくテントへたどり着きました。(今夜もう一晩ここで泊まります)
剣沢小屋から眺める「剱岳」。
小屋で泊まるならここがいいと思います。ビール片手に剱が望めるいい景色です。
いい天気に恵まれた剱岳登山でした。
日本酒がうまいです。(今夜はのんびり)
7/25(月) テントを撤収し、下山開始です。
剱岳がよく見えます。
剣御前小舎から見える眼下には雷鳥沢キャンプ場と地獄谷&室堂平。
ズームで見るとこんな感じ。
雷鳥沢キャンプ場(ちょっと休憩)
あの山から下りてきましたよ~ン(別山乗越)
雷鳥坂という(下り約1時間15分)
みくりが池温泉は日本で一番標高の高い温泉(2410m)。
OPENが午前9時~ 右の湯舟がとても熱い!!(45~46℃ぐらいあるかな?)
やっぱり風呂上がりのビールは最高にうまい!!
立山駅の風景(無料駐車場がありがたいです)
剱岳は高齢の女性&子供がほとんどいません。
滑落事故も多い山です。(100m落ちるとも・・)
天候と自分の体調のコンデションがいいときに登りましょう。
登頂の達成感は良い!!
焼岳(2444.3m)
2016.5.28 中の湯ルートの登山口に車を止め、焼岳(やけだけ)目指して朝5時出発!
登山口から樹林帯を抜けると1時間20分ほどで広場に出ます。
焼岳が見えてきました。くぼみの右側が目指す焼岳北峰。
(南峰は立ち入り禁止)
火山らしく煙がモクモクと上がってます。(レベル1の活火山)
火口は残雪と水が溜まっていました。
シューと音をたてて水蒸気が吹き上げています。
火山ガスに気を付けてこの右横を通ります。
もうすぐ頂上。ここにもガスが吹き上げています。
曇ってはいましたが、穂高連峰から槍ヶ岳、笠ヶ岳の山々がパノラマです。
すばらしい眺めです。
地球の吹き出物(にきび)みたいです。
下に見えるは上高地。
穂高連峰をバックに記念写真。
昨年、チャレンジした笠ヶ岳です。
稜線歩きを思い出します。
荒々しい焼岳火口。
さて、下山開始です。
ここは、広場。
今日の登山は登り3時間、下り2時間の標準時間でした。
せっかく平湯まで来たのだからと、平湯キャンプ場でオートキャンプです。
駐車料金1000円+1人700円=計1,700円は安い。
翌朝、キャンプ場から20分ほど散歩がてら 露天風呂(300円)での~んびり・・・。
朝ご飯は、平湯民俗館で寒干大根のカレーライス。うまいよ。
平湯民俗館はいつも通り過ぎて気が付かなかったが、温泉あり、食事あり、休憩できる
いいところでした。
すぐ隣にある平湯神社をお参りして、安全に家に帰ることができました。
焼岳はなかなか面白い山でしたが、噴火のないこと祈ってます。
春の竹田城跡(2016.4.10)
姫路城を散策後、姫路駅から播但線(ばんたんせん)で竹田駅まで。(約1H30M)
この山の上に竹田城の石垣が見えますか?
今日は、この山に登ります。(約40分の登山)
駅裏(山手側)にはお寺がたくさんあります。
登山口は2か所あり、こちらから登ったほうがGOODです。
登山道は整備されているのでスポーツシューズで十分です。
飲料水を忘れずに持っていくこと。(山の上には何もありません)
入山料(500円)を支払うところに雲海に浮かぶ竹田城の写真を拝借。
桜が満開を迎えていました。ござとお弁当を持ってピクニックにぴったり。
思った以上にすばらしい城跡です。
真下に見える竹田城下の街並み
右側の山に登り、竹田城を見れば雲海が見れますが、いつでも見れるわけではありません。晩秋が発生率よいとのこと。
日本のマチュピチュと言われるだけスケールがあります。
天守閣跡は3月から行けるようになったとか。
歴史のロマンを感じます。よくぞこの石垣を積んだものだ。
昔の人は、すごいな・・・。どんなお城だったのだろう?
帰りは、JR特急で姫路まで(約1H)自由席は1両のみで満員でした。
指定席がいいです。電車の中で指定席購入できます。(空席多くあり)
次行くなら、竹田城跡の雲海が見れる山に行きたいですね。
雲海の発生はタイミング次第。晩秋か・・・。
2016.3.4 西穂山荘~西穂高独標
2016.3.4(金)
新穂高ロープウエイ近くの登山者専用駐車場に車を止め、9時始発のゴンドラで山の上へと楽ちんに上がっていきました。今日は、最高の晴れです~!!
昨年夏に頑張って登った笠ヶ岳も真っ白に雪化粧 ☟
写真だと見えにくいですが山の右側に西穂山荘が見えます。
さて、1時間30分ぐらいで山小屋に着くでしょうか。 ☟
気持ちいい雪道をアップダウンしながら歩きます。
人が一人通れる幅です。
西穂山荘手前は少し登りがきつくなっていましたが、何とかアイゼン無しで登ってきました。アイゼン着けたほうが登りやすいです。(下山時は着けました)
到着~~!! 一気に明るくなり、視野が広がりました。
焼岳・乗鞍岳がきれいです。
おお~、テントが・・・。寒そうだ・・・。
今日はテントじゃなく山小屋でお世話になります。
西穂丸山に向かって登りたいと思います。広い尾根です。
山小屋のスタッフが作った雪だるまが カワ(・∀・)イイ!!
西穂山荘からはアイゼン装着し、ピッケルも持って上がることにしました。
笠ヶ岳 ☟ (昨年、あの尾根を歩いたんだな~)
ひろ~い尾根(ガスでホワイトアウトになると方向が分からなくなり遭難するポイントだそうです。)
西穂高独標近くなると明神岳~前穂高岳~吊尾根~奥穂高岳の絶景です。
さて、いよいよ西穂高独標へアタックです。
登りは何とか行けましたが、振り返って下を見るとどう降りようかと悩みます・・・。
落ちたらヤバいっす・・・。
何とかここまで・・・。
⇒ ピラミッドピーク ⇒ 西穂高岳はやめておきます。
ピラミッドピークと西穂高岳~ジャンダルム・奥穂高岳の山々が。
しかし、この険しい岩稜地帯、いつか向こうまで行ってみたいと思うのであります。
西穂山荘の各部屋です。
1Fの食堂
寒くなく、適度に暖房が効いてました。
さてこのトンネルは、正面玄関ではなく、小屋の中へと通じる通路です。
NHKの生放送のリハーサル中です。
毎週土曜日7時30分~ウィークエンド中部(ういちゅ~)明日が楽しみ。
3月5日(土)山の天気は変わりやすいです。
ガスと雪が舞う天気となりました。
次にくる時は、テント泊だな。寒そうだけど楽しそう!!
さて、NHKの生中継も終わり、ぼちぼち下山開始とします。
ロープウェイ近くまできました。
観光客用の周遊コースの看板です。
お疲れさまでした~~。(ロープウェイ乗り場です)
下からはまだロープウェイの始発便が上がってきてないので、登山道で登る人とすれ違いがありませんでした。早めの下山で正解でした。
本格的な雪山登山は経験なく、初めてのチャレンジでした。
この素晴らしい景色を見ると、はまってしまいそうです。
少しずつ、冬山の知識と技術を身につけ年間通して山を登りたいと思います。
2014.2.16冬の北海道(オホーツク流氷~)
思い出したかのように、冬の北海道を番外編として投稿します。
すばらしい冬の北海道です。
2015.2.16~4日間 北海道は昨日までの荒れていた天候も収まり、ラッキーなツアーとなりました。さて、オホーツクの流氷は見ることができるのか・・・。
然別湖(しかりべつこ)の氷上祭り。
氷のバーで冷たいビールをギュイッと。
氷を組み立てて作ったハウスはすばらしいの一言。
ー20℃にもなる氷のハウスで、予約すれば一晩宿泊できますよ!!
寝袋を借りて氷のハウスで寝るだけ・・・。まつ毛も凍るぞ・・・!
また、氷った湖の上にお風呂もあるのです。(最高ですけど、僕は入りませんでした)
野趣満天ですが、寒いです・・・。
バスの窓からの風景。
向こうに2羽見えるのがタンチョウヅル
釧路湿原を走る列車から見たタンチョウヅルです。
釧路湿原列車は速度を落としてゆっくり通過してくれます。
知床のウトロで行われた、知床オーロラファンタジィー。
海の方(風上)でワラ等を燃やし、その煙に遠くからライトを当てるとこういう風景になります。幻想的できれいです。
ウトロでの流氷ウオーク(早朝6:00頃)
ウェットスーツ着てるから寒くはないです。
気分は最高・・・!!
氷の塊が盛上っています。
網走港の流氷観光。
「おおわし」発見!! しかしどこまで続いているのかこの流氷・・・。
流氷の下には、流氷の天使「クリオネ」がいるそうです。
(クリオネは網走にある流氷館で見ることができますよ)
層雲峡(そううんきょう)「爆氷まつり」
アナ雪 「オラフ」
花火も上がりました。
旭山動物園の冬の名物、皇帝ペンギンのお散歩タイム。(1日に2回だったかな)
かんろくあるね、
寒くないのでしょうか・・・? 気持ちよさそう。
バスの車窓から
支笏湖まつり
生きている木をそのままに使ったモニュメント
お見事な氷の滝、ナイアガラの滝ですかね?・・・。
ポストも雪に埋もれても頑張ってますね!! 雪かきしなければ完全に埋もれてます・・・。
日々ご苦労様です。
流氷も年々、減少しているとのこと。
地球環境の温暖化という大きな課題があります。
北海道の大自然を何百年先にも残していかねばならないと、痛感した次第です。
一人ひとりが今できることを、環境にやさしく自然への思いやりを持って生活していきましょう。
夏の北海道もいいけど、やはり雪の北海道はもっといい。
2015.9.19 北岳
日本で第二位の高さを誇る北岳(3193m)
のんびりまったり、3泊4日のゆる登山です。
芦安駐車場(あしやす)からジャンボタクシー9人乗り(1200円)に乗り込み、夜叉神峠を経由し、広河原インフォメーションへ。(バス・タクシーターミナルです)
広河原インフォメーションセンターまで約1時間ほどかかります。
広河原インフォメーションの2F
1Fはバスの切符売り場
広河原から見える北岳
吊り橋を渡ります。
広河原山荘近くの登山口からスタートです。
樹林帯を抜け、3時間足らずで白根御池小屋(しらねおいけ)に到着。
約3時間ほどで白根御池小屋に到着。
到着後、早くもテントを好きな場所に張り、山の雰囲気を楽しむことに。
連休なので混雑を想定していましたが、やはり午後を過ぎるとテン場はいっぱいになります。
昨日から睡眠不足なのでテントで早々寝ることにします。
しらねおいけ ここの池付近のテン場もいっぱいになります。
やっぱ、これがないと・・・。
2日目:早朝出発! 草スベリとよばれる急登コースを抜けると、ハイマツがきれいな紅葉をむかえており、尾根の分岐まで来れば甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳の雄姿が登りの疲れをいやしてくれます。
稜線に出れば 仙丈ケ岳(3032m)
甲斐駒ケ岳(2967m)
気持ち良い稜線です。
北岳肩ノ小屋が見えてきました。
北岳肩ノ小屋までは分岐から30分足らずで到着し、朝9時にはもうテントをバッチリ張り、ひとまず北岳頂上へ。
鐘を「カ~ン、カ~ン」 と鳴らす方も見えました。
ここにテントを張った後は、北岳頂上へ向います。
北岳頂上はにぎわってます。
天気も良く、富士山はじめ鳳凰三山・甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳・間ノ岳などの百名山がまわりにずらりとならぶこの南アルプスの雄大さはすばらしいです。
肩ノ小屋へ戻ると、テントの数がかなり増えていました。(こちらは稜線より西側)
午後からはガスが出て、景色は真っ白な状態です。
こちらのテン場は稜線の東側 (ガスまるけ)
小屋で生ビール×2杯とうどんで腹ごしらえを済ませ、テントでのんびりすることに。小屋ではかなりの登山者が泊まるようです。(1枚の布団に3人だろうな・・・)
さて、翌日は北岳頂上からのご来光を拝むために朝3時にテント撤収し4時出発。
北岳頂上は、きれいな雲海から富士山が頭を出していました。
しかし寒い!! テントでは温度計が0℃で、西風が吹き体感温度はー5℃ぐらいじゃないかと自分では思います。
雲海の風景がなんともいえない!!
富士山は遠くから見るのが一番いい!!
頂上でのご来光に満足して、北岳山荘へ移動。
北岳小屋とテン場(今夜はここでゆっくり)
早くも7時に着き、テント撤収している方たちを見送った後、myテントを張り、
身を軽くして間ノ岳(あいのだけ)まで散歩です。
この稜線は富士山を左手に見ながら歩きます。
来た道をふり返り、右の山が北岳。
間ノ岳(あいのだけ)の広い山稜からは富士山がより大きく見えました。
約1時間30分で間ノ岳(あいのだけ)へ到着。
ここから農鳥岳に向かう人も多く、白峰三山(しらねさんざん)縦走の人気あるコースです。
これが農鳥岳(のうとりだけ)かな?
見事な北岳です。
北岳小屋は下の沢からポンプで水を汲み上げているため飲料水は助かります。
トイレはきれいですが、テン場へは風向きで匂いが少々漂ってきます。
テントも午後には満タン状態で、トイレの出入り口近くまでテントが・・・。
遅く来る人は、テントの場所探しが大変です。稜線までテントが・・・。
夜、少し降った雨が翌朝には凍っており、テントを撤収するとき大変でした。
気温0℃でした。
さあ! この日もいい天気です。雲海から富士山がばっちりです。
お湯を沸かしコーヒー飲んで7時に下山開始です。
この日も天気に恵まれ、最高~!!
山を下りるのがもったいない。
帰りのルートは八本歯のコルから、左俣コースでバットレスの絶壁を眺めながら急な丸太の階段をひたすら下ります。(ここを登ってくるコースはシンドイと思います)
狭い登山道
今にもこわれそうな丸太の階段ですが、なんとか大丈夫。ここは落石に注意です。
冷蔵庫ほどの大きさの落石もあるとか・・・。マジ?
途中から大樺(おおかんば)沢沿いを歩くので気分よく自然の景色を楽しめますが、この辺りから足は筋肉痛と疲れでガクガクです。
この下りがなんと結構長いのです。
きれいな水が流れています。
北岳小屋を出発して約5時間で広河原山荘に到着し、お昼タイム。
ここでカツカレーをガッツリ食べ、バスの待つ広河原インフォメーションへ。
帰りのバスは3台待機していましたが、もう人でいっぱいになっており、約1時間バスを立ったまま芦安(あしやす)の駐車場まで帰りました。
14時台のバスはもっと混むとのことでした。
次は仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳・鳳凰三山にぜひチャレンジしたいと思います。
2015.7.30 笠ケ岳
1日目:新穂高温泉~わさび平小屋~鏡平山荘~双六小屋(テン泊)
新穂高温泉の手前にある無料駐車場に車を止め、ロープウェイ近くまで行くと、登山指導センターへ登山届を提出です。
まず、わさび平小屋の手前に笠新道の入り口がありますが、かなりきつい急登とのことで、このルートは避け、距離はありますがテントの張れる双六小屋まで行くことにしました。テントでなければ、槍ヶ岳が見える鏡平山荘もいいかと思いますが、テント持参ですのでガンバです。
新穂高ロープウェイから1時間20分ほどで わさび平小屋に到着。
きれいなぶな林を歩きます。
整備された登山道
秩父沢
鏡平(ガスで槍ヶ岳は見えず、逆さに写る槍が見えなかった)
鏡平山荘(テン場はなし)
もう少しで稜線の弓折分岐
弓折岳から双六小屋までの約1時間は長くつらい道のりに感じました。
スタートから8時間くらい歩いたと思います。
双六は平日にもかかわらず多くの登山者でにぎわっていました。
テントの張りやすい広々としたテン場です。
双六小屋(すごろく)
双六のテン場
2日目:双六小屋~弓折岳~抜戸岳~笠ケ岳
これがまた、長い道のりでやはり7時間くらい歩きました。
ここが秩父平かな。
体力不足か・・・ヘロヘロです。
つかれた~・・・。まだまだある~・・・。
やっと笠ヶ岳山荘が近くに見えた~。
やっとテン場に着いたときにはまだ誰もいません。(やったー)
一番いい場所を吟味のうえ、さっそくテントを張り、笠ケ岳山荘でビールとカレーで
一息つきました。
なんと目の前にはすばらしい眺めがあるではありませんか!!
槍ヶ岳・大喰岳(おおばみ)・中岳・南岳~大キレット~北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳~西穂高岳まで槍・穂高連峰の山々が目の前にすべて見えるのです。感動!!感動!!
テン場にある雪渓の下には水場があり、雪に缶ビールと日本酒を突っ込んでギンギンに冷やして美味しく酒が飲めます。(プシュ~~) まぃぅ~。
テントからの眺めがいい。
奥穂高岳の上に月が出た。
夜明け前の槍ヶ岳のシルエットがきれい
3日目:笠ケ岳~笠新道を使いわさび平小屋へと向かいます。
朝早起きして、槍ヶ岳方面から上がるご来光を見て、西には沈んでいく月も見てと、太陽と月のコラボでした。
下山は抜戸岳頂上へ立ち寄り笠新道を下ります。想像通りの急な長い下りです。
さすがにここを登ってくる人は少なく、杓子平あたりでバテバテ状態になってます。(下りでも足への負担がかなりきます)・・・僕はもうヘロヘロです。
この景色を見ながらの下山が気分よくさせてくれます。
振り返って笠ヶ岳を見る。
樅沢岳から槍ヶ岳への縦走路(西鎌尾根)
背負ってきたザックの写真も。
杓子平(しゃくしだいら)から見た笠ケ岳
ぶな林が涼しい
笠新道の登山口にある水場。冷たくチョーうまい!
やっとの思いでわさび平小屋のテン場にたどり着き、大好きなビールとカレーで腹ごしらえ。テント設営です。
夜はこのテン場で出会った山友と3人でシートを広げてランタン灯し、一杯飲みながら遅くまで山談義で花が咲きました。
明日は帰るばかり。 zzz・・・。
大変、おつかれさまでした。
4日目:よく寝たけどまだ眠い・・・wwwww。
朝7時:わさび平小屋~新穂高温泉へと帰りました。
笠ケ岳はとっても体力のいる山でした。
次は、双六から三俣蓮華岳(みまたれんげ)・鷲羽岳(わしば)・水晶岳(すいしょう)・雲ノ平・黒部五郎岳(くろべごろう)へも足を延ばしたいと思います。
2015.7.11 八ヶ岳
梅雨の晴れ間に1泊2日で八ヶ岳(やつがたけ)に行きました。
美濃戸口の駐車場に車を止め、赤岳山荘や美濃戸山荘のある所まで約50分歩きました。
ここからが登山口です。車体の低い乗用車はボディーの下がガリガリと当たってしまう場所もあり、高級な車は奥まで入らない方が良いかも。
さて今回の登山は、美濃戸山荘から行者小屋を通り、阿弥陀岳~中岳~赤岳(主峰)のコースを歩き、赤岳頂上山荘をめざしました。(昼頃到着)
阿弥陀岳頂上で知り合った方とは同じコースでしたので、赤岳頂上では昼間から一緒にビールを飲んだり、小屋の消灯時間後は夜の星空観察など他の方たちとも一緒に寒い夜に空を見上げていました。(雲が多く時々しか星が見えず・・・)
翌日は、横岳~硫黄岳を歩き、赤岳鉱泉を経由して美濃戸口へ下りましたが、途中、山友と一つのグループができ一緒に下山したので、いい思い出となりました。
赤岳鉱泉で昼休憩した後、帰り道は沢沿いのすばらしいトレッキングコースで豊かな自然を堪能できました。
このコースはぐるりと八ヶ岳の山々を回ることができ、富士山も見ながらのいいコースだと思います。
中岳のコルから富士山が見えました。
富士山はご褒美のような存在です。
阿弥陀岳頂上へは約25分ほどだが、急な登りあり。
阿弥陀岳は360度のパノラマ
正面に見えるのは八ヶ岳の主峰・赤岳(2899m)
これは中岳かな・・。
振り返って、阿弥陀岳
赤岳頂上山荘が見えました。
赤岳頂上からのご来光
赤岳頂上山荘をあとに・・・。
20~30分で赤岳展望荘
岩登りが続きます。
登ったり下りたり、ガンバです。
次は硫黄岳山荘が眼下に。
硫黄岳山荘(なんとにぎやかな国旗のように見える)
硫黄岳の爆裂火口
右から阿弥陀岳~中岳~赤岳(中央)
硫黄岳から北方向に天狗岳でしょうか。(西天狗&東天狗)
赤岳鉱泉(カレーがおいしいようです)
沢道が気持ち良い・・・。
2015.5.3 山の聖地と呼ばれる涸沢へ
平湯温泉にある「あかんだな駐車場」に車を止めバスに乗り換え上高地へ入りました。
ゴールデンウィークということでたくさんの登山客や観光客が朝早くからにぎわう上高地です。目指すは涸沢。
徳澤園のキャンプ場
横尾
横尾を過ぎてしばらくすると、雪道へと変わりまだまだ冬山の様相です。
横尾からまだ雪がたくさん残っていますが、アイゼンなしで行けます。
本谷橋はまだかかっておらず、夏道とは全く違う景色に圧巻です。
雪質は柔らかくアイゼンなしでも涸沢まで登れますが、本谷橋より完全な雪山。
柔らかい雪だが、ひとまずアイゼンつけることに。雪渓をぐんぐん登ります。
穂高の山々が見えてからも、なかなかテン場に着かない。シンドイです・・・。
足が重い・・・。
もう少しだ!!
奥穂高も北穂高も雪の上を直登だね。初めて見る穂高の雪山 ・・・
さてと、どこにテント張るかな・・・
スコップないので足で地ならしして、こんな感じでOK !
みなさんスコップで地ならししてテン場作り。
テントがいっぱいになりました。
ビールを買って雪の上におき、あとでぷしゅーっと・・・。ギンギンに冷えたビールが疲れを吹っ飛ばします。
こんなにたくさんテントがあるのかと驚きましたが、色とりどりのテントの景色に感動さえ覚えます。
にぎわう涸沢(からさわ)ヒュッテの展望席
ここはまだ冬山! 北穂高岳へは明日の早朝にアタックしようと今日は雪景色を堪能しぐっすりと眠ることにします。(テン泊も慣れてよく眠れるようになりました)
さて翌朝・・・、天気がいまいち・・・。うーん。(悩む)
登っても景色は真っ白でさっぱりだな~・・・。
北穂高岳方面をみてもほとんど登っていなかったので、ここはひとまず無理せず断念しました。
また来年5月に来よう。
涸沢の雪景色をしっかり堪能した後は、テントを撤収しいつもの徳澤園でテントを張ることに。
下山の様子。
徳澤園は水やトイレの整備がよく、不自由なく過ごせるキャンプスポットです。
夕食は、徳澤園のおでん定食がお気に入りです。
ランチは高菜チャーハンが人気で、夏場のソフトクリームも良し。
夕食は予約しないと食べることはできません。
たっぷり時間あるので、暇な時間をビールを飲んで ゆっくり・・ まったり・・
森の風景と明神岳を見ながら過ごします。
翌朝、上高地バスターミナルまではのんびり歩いて約2時間。
帰りは平湯温泉で湯につかり至福のひとときを。
また次回雪山チャレンジしようと思います。
(残念ながら、この日、奥穂高岳から涸沢へ降りる途中に滑落事故があり、男女2名の方が亡くなられたとのこと。ご冥福をお祈りします)
(この徳澤園は6月頃の写真を使用してます)