G/W涸沢 写真
(Photo by suzuki)
ゴールデンウイーク 涸沢(からさわ)へ。
20Kgのザック背負い、歩くこと片道16km、7H・・・。
2017年5月3日 上高地バスターミナル 5:20
たくさんの登山客でいっぱいです。
まだ、しっかり雪が残ってます。
6:20 明神(みょうじん)
7:15 徳沢
徳澤園キャンプ場もたくさんのテントが。
8:35 横尾キャンプ場
横尾からは雪道(冬山)
本谷橋はまだかかっておらず、川は雪の下に。 10:25
標高約1800m付近
まだまだ登ります。
ザックの重さがググッと体に食込みきつくなってきた・・・。
12:40 ついに到着、涸沢カール。標高は2300mぐらいかな。
先客でにぎわってます。
ここらへんにテント張ります。
疲れてるので深く掘りません。整地で結構疲れるのです。
にぎわう涸沢小屋。
幕張終わって、さっそく生ビールを涸沢小屋でいただきま~す。(涸沢ヒュッテは満員御礼)
テントの夜景が涸沢名物の一つ、絶景とのこと。(写真なくてごめんなさい)
雪に埋もれている「涸沢ヒュッテ」と「テント場」。
奥穂高。
北穂高岳。
涸沢ヒュッテの展望台と売店。
5/4 いい天気に恵まれました。
テントの中から北穂が見えます。最高のロケーション。
穂高山荘まで行ってみようかと出かけました。
グングン標高が上がります。
コルまで頑張っていこう。
左に遠く、常念岳。
下に小さくテント場が・・・。
斜度もきつくなってきました。
あと15分くらいで山小屋というところでしたが、雪崩や落雪の発生が相次ぎ起こり
無理せずテント場まで降りることにしました。長野県警救助隊員の方もこのあたりを注視して落雪発生を登山者に叫んでいました。
このあたりザイテングラードで雪崩が発生し、数人が巻き込まれましたが全員自力で脱出したようです。(雪崩れた跡がわかりますか?)
僕が通過した10分後ぐらいに雪崩が起こりました。
無事、テント場へ戻ることができました。
この後も、涸沢小屋の右上付近で雪崩、カールの上部でも雪崩が発生、登山者もうまく逃げて無事でした。
長野県警 山岳救助隊のヘリで運ばれる登山者。
5/5 4:55 朝焼けとまではいきませんでしたが、今日もいい天気です。
さて、テント撤収し、6:00下山開始。
7:55 横尾。
10:35 上高地へ戻りました。
観光客の方でいっぱい・・・。 11時発のバスでアカンダナ駐車場へと向かいました。
今回の山行はいくつも雪崩(なだれ)を見て、大自然の脅威を感じる登山でした。
このG・W期間中に山で亡くなられた方へのご冥福を心よりお祈りいたします。
また、山岳救助隊の皆様、危険と隣り合わせの任務大変お疲れ様です。
頭の下がる思いです。くれぐれも安全第一にて仕事頑張ってください。
2017.3.11~12 白駒池キャンプ(北八ヶ岳)
長野県茅野市の奥蓼科(おくたてしな)の渋の湯から入山し、高見石小屋を目指し、
高見石~丸山(2329m)~白駒池へとちょっとマイナーな登山を楽しんできました。
このコースは人が少なく、のんびりムードで樹林帯を楽しめるいいコースでした。
渋の湯の駐車場も雪が解け、道路が見えるほどになっていました。
黒百合平へ向かう人がほとんどです。今日は、高見石へ行きます。
川は雪で覆われ水は全くなし。この川沿いに登っていきます。
いくつか橋を渡ります。
トレースはしっかり見えます。
樹林帯を抜け、サイの河原に出たようです。
太陽がまぶしい!
賽ノ河原(サイノカワラ)にある地蔵仏さまです。
雪に埋もれて寒そうです。(手を合わせましょう)
不思議な形の岩がたくさんあり、倒れず立っていることがすごい。
もう少し行くと左側の樹林帯へと入るのですが、昨日の強風でトレースが消えおり登山道を見失いました。(ここは風が強くトレースが一部消えてしまう場所だそうです。)
何とか、樹林帯への道を発見して進みます。
高見石小屋手前の風景
高見石小屋です。
木の香りがする山小屋です。次来たときはここに泊まろう。
ランプが素敵ですね~。
小屋のすぐ裏が高見石展望になっています。
この山が丸山のようです。(2329.6m)
北横岳方面を眺める。
眼下に白駒池です。
白駒池を歩けるのか聞いたところ、約60cmぐらいの厚い氷の上に雪が積もっている。
まだ十分歩けますよ。 との情報でした。
高見石小屋
丸山向けて出発です。
約30分で到着。
丸山頂上 展望がきかない。
空はきれいだ。しばらく寝っ転がって空を眺めることに。
さて、白駒池 目指し出発。 緩やかなルートなのでアイゼンは必要なし。
スノーシューあると歩きやすいと思う。
青苔荘(せいたいそう)へと向かいます。
赤い屋根の小屋が見えました。
雪で看板が見えない。 ここでキャンプできるの?
小屋の前はすぐ白駒池です。
恐る恐る歩きましたが、大丈夫のようです。(だれもいない・・・)
すごくきれいだ。
ほら、割れないでしょ。
雪の紋様
飛行機雲がいい。
ここにテント張るのか。だれもいない・・・し、雪が半端じゃない・・・。
やるしかない。ガンバだ。
できた。
すばらしいロケーション いい感じだ!
テントの通気口からみた景色
空は快晴。
森の中にぽつんと1つのテント。
小屋までの道をせっせと作りました。
毎度まいどの酒とつまみ。これしか楽しみがない。というより、することがない。
飲んで寝る。
もぐらが掘ったような跡。(これは小屋までのトイレロードという)
イスカのテントシューズは暖かく、このまま履いて雪の上を歩くこともでき、シューズに雪がくっつかない。
いつの間にか朝になり、来た道を戻ることにします。下山です。
黒百合平からの団体さんが途中から合流。もうすぐ終点です。
八ヶ岳の山々。
2017.2.25~26 冬の上高地
上高地バスターミナル
アカンダナ駐車場は閉鎖しているので、バスターミナルで駐車可です。(無料)
バス始発は8時50分。
平湯バスターミナルにある足湯。いつでも入れます。
上高地に入る登山者が並びます。
約10分ほどで釜トンネルの手前、中の湯バス停。(臨時便)
寒そうな景色です~。見るものすべて凍ってます。
登山届はここで提出です。もちろん自己責任で入山!!
初めて歩く釜トンネル。土日は工事車両も通らず、電気は消えてます。
トンネルはずーっと登りが続くので、ハイペースで行くと汗だくになるか、バテる。
ヘッドライトはあった方がよい。
大正ホテルまで約1時間
焼岳はガスがかかって見えません。
静かな大正池。
散策路は雪で覆われてますが、トレース(歩いた道)はしっかりしています。
スノーシューで歩くと気持ちよさそう。
何とかシューズでも歩けますが、時々膝あたりまでズボッとはまってしまいます。
田代湿原。
田代橋。
焼岳が見えてきました。
木梨平キャンプ場でしかテントは張れません。
この辺、好きなところにどうぞって感じです。
ベンチが雪で埋まってます。
ここらへんにテント設営しよう・・・。
カンジキつけて、雪をふみふみ!!
こんな感じでいいかな~・・・・。
よし! できた!! 今夜の我が家。
風は西風4~5m 向きもよし。
さて、かんじき付け、明神池まで行こうか。片道約1時間。
明神館が見えた。
明神池まであと少し。
山の安全と世界平和と原発廃止を祈願しました。
平和で安全な日本でありますように。
明神池 一ノ池と二ノ池
さて、テントへ戻ります。 けっこう歩くな~・・・。(2.5Kmぐらい)
テントの風景
わがテント
今夜は、三種混合で一杯!!
つまみはこんな感じ。
新しく買ったー25℃対応のイスカのシュラフです。
イスカのテントシューズも買いました。
今夜は暖かく眠れそうです。(八ヶ岳の夜は寒かった。反省より・・・)
昨晩の星は見たことのないほどきれいな星空で、満天の星でした。
素晴らしかった。
いい天気になりました。気温はー9℃。
上高地バスターミナル方面
バスターミナルは雪でいっぱい。
上高地帝国ホテルの前あたりまで除雪してありました。
路面は凍ってバリバリ状態。チェーンアイゼンかスパイクのすべり止めを靴に付けて歩かないと無理です。
除雪していないところはこんな感じ。
だれだこれ?
釜トンネルの中は暖かく感じます。帰り道は下り坂。
もうすぐ出口です。
帰りのバスは、11時15分 ➡ 平湯バスターミナル
平湯の街並み
バスターミナル3Fにある温泉より
上高地の冬のソロキャンプ いいね~。
また、ゆっくり遊びに来たいと思います。
2017.2.11~12 北八ヶ岳(天狗岳)
極寒の雪山登山!!
黒百合ヒュッテを起点にテン泊し、天狗岳へ(東天狗・西天狗)
奥蓼科温泉(おくたてしな) 渋の湯に車を停めて。(1日1000円×2日)
駐車場を管理する渋御殿湯H (日帰り温泉は1000円)
登山届を提出し、いざ!! (アイゼン無しで何とか行けました)
登り始めは少し急登。
樹林帯は風もなく、雪の踏む足音がきゅっ、きゅっと気持ち良い。
雪がどっさりとあります。
歩くこと3時間半でようやく黒百合ヒュッテが見えた。
では、さっそくテントを張ります。スコップでしっかり整地して寝心地よく・・。
この日は、低気圧の影響で全国的に大荒れの模様。特に西日本が大雪予報でした。
よし、寝床が完成!! テント受付(1000円)も完了。
水は融雪して作ってくださいとのことでした。(山小屋に水なしか?)
気温はマイナス10℃ 標高2300m。
暇なので近くを散歩です。
天狗岳方面は風強く、景色はさっぱりです。荒れているのでここで戻ります。
明日チャレンジ。
お酒とつまみ、ラーメン、パスタなどなど。まずは楽しみな熱燗で一杯!!
マイナス10℃のテント内。冷凍庫か・・・・・。
お湯を沸かし、味噌ラーメンがとてもうまかった。
持ってきた水が凍らないように今夜は水を抱いて眠ります。(カメラも携帯も寝袋へ)
2月12日 いい天気になりました。 でも、寒い・・・・。
テントがバリバリに凍ってます。 テント内は結露が凍ってる状態。
やった~!! マイナス20度になってるよ!! 大自然の厳しさがここにある。
元気よい若者はさっそく山で朝から遊んでます。
では、天狗岳向けて出発! (ピッケルと12本爪のアイゼン装着)
左が東天狗、右が西天狗
東天狗への道のり
青い空と白い雪のコントラストがいいね!! きれいだ。
慎重に下山する人たち。
東天狗の頂上まであと少し。岩場があります。
岩が凍っているようにみえます。
西天狗へたくさんの人が登っています。
東天狗の頂上です。
めちゃ寒いです・・・!
西天狗へ向かいます。
約20分で到着。360度パノラマです。
西天狗岳2646m。
雪の上に寝っ転がりました・・・。青い空、気分は最高!!
さて、テントを撤収、帰ることとします。
昼の12時 無事に下山しました。 渋の湯で温泉入って帰ります。
シュラフ(寝袋)がイスカのAir630EX使用。-15℃対応なので寒かった。
-25℃対応の800以上のクラスのシュラフが必要。
テントシューズがほしい。
寒い登山でしたが、すばらしい山に出会え 感謝!
さて、次はどこに行こうか・・・・!!
2016.12.24~25西穂山荘のX`masと雪山
新穂高ロープウェイで楽ちんに行ける西穂山荘までの登山コースは約1時間20分。
登山道もしっかりとしていて1本道です。アイゼン無しでも行けますが、付けた方が断然に登りやすい。
アイゼンがサクサクと気持ち良い音をたてて歩きます。
西穂山荘へ到着。小屋が凍ってます。
西穂山荘名物の味噌ラーメンは体が温まります。うま~い。
今回はテントはやめました。寒そうだから・・・。
ちょっと時間があるので退屈しのぎに西穂丸山まで行くことに。
寒いです・・・・。
この山が丸山。(30分ぐらいかな)
さて、山小屋の夕食はハンバーグとチキンでした。
夜の7時からはクリスマスイベントでケーキとワインがサービスで出て、ビンゴゲームで盛り上がりました。
素敵なキャンドルライトです。
朝は-10度近くまで下がってました。
風もあったので-20度くらいの体感温度だと思います。
西穂の稜線は風が強いのでマジ寒いです。
西穂独標
前穂~奥穂高岳の稜線がきれいだ。
西の方角には笠ヶ岳~抜戸岳~大ノマ岳~弓折岳の雪景色がお見事です。
南の方角には焼岳と乗鞍が。
ロープウエイの西穂高口駅が中央に見えます。
西穂独標(2701m) かなりの斜度があるので下りは要注意です!!
鎖も何もありません。初級・中級はここまでです。
さて山荘へ向けて下山です。
焼岳・乗鞍が見えます。
雄大なる笠ヶ岳です。
西穂山荘の全容
雪のトンネルが本館出入り口で~す。(宿泊受付けはここから)
さて、帰りは雪道楽しみながらのんびりと歩くとしましょう。
空は快晴・・・好日です。
西穂高岳まではいくつもピークがあり雪山はきつそうです。
うさぎさんの足跡でしょうか・・・
西穂高口まできました。たくさんの観光客でにぎわっていました。
参考までに・・・。
冬山の魅力に見せられ、さて次はどこへ行こうか。
2016.10.15~16 奥丸山
新穂高温泉から右俣谷をとおり、槍平小屋でテン泊後、奥丸山に登り笠ヶ岳や槍穂高、滝谷の眺めを堪能しました。
登山者少なく、隠れたスポットです。
6:45出発
しばらく林道を歩きます。
今は、使われていないのか・・・?(穂高平小屋)
ここが、滝谷の雄滝と思います。
ジャンダルムだろうか・・・?
槍平小屋が見えました。
山小屋も終了しているため人が特に少ない。
テントは僕を入れて2つ。
隠岐から来ていた方とお酒を一杯。
12:00テント
目の前は南岳(南岳新道は南岳小屋まで4Hかかります)
水場の川です。
10/16 8:15槍平小屋を出発(ようやく陽があたり始めました。
朝の気温マイナス5度)テント場を後にします。
けっこうな急斜面を高度グングンあげます。
先ほどのテント場が下の方です。槍平小屋も見えます。
奥丸山に到着。
すれ違った方は3名ほど。槍ケ岳から尾根コースを経由で槍平小屋へ降り、新穂高へ向かうようです。
槍ヶ岳をバックに1枚!!
2440mと高くはないが、笠ヶ岳~槍穂高・滝谷の眺めは抜群です。
左に笠ヶ岳。
双六岳(すごろく)方面 遠くに見えるは百名山の黒部五郎岳か。
槍ケ岳・大喰岳・中岳
中岳・南岳・キレット
百名山 槍ケ岳(やりがたけ)3180m 槍ケ岳山荘も見えます。
焼岳・乗鞍岳
双六岳~三俣蓮華岳方面
この山の向こうに「雲の平」がある・・・。ぜひ行きたい場所です。
わさび平へ向かいます。地図には記されていませんが、中崎山経由 新穂高ロープウエイへの登山道がありました。冬の槍ケ岳へ向かう尾根ルートとして使われる登山道。
ここから急な下り坂となります。
北アルプス最後の眺めです。
急斜面がしばらく続きます。
木の根の上を歩く不安定なジグザグの急登な下り坂。
この登山道 誰にも会わず・・・。
かなり降りてきました。登山道も少し緩やかになりました。
左俣林道へと出ました。水の音が豪快にドドドドー。
わさび平小屋前の林道。
わさび平小屋です。(今週で今季撤収)
無事帰ってきました。
登山者無料駐車場。
2016年秋の紅葉は長雨の影響で、パッとしない紅葉でした。
11月にはこのあたりの山も雪化粧となるのでしょう。
奥丸山から見る槍穂高の雪景色は素晴らしく美しいと聞きましたが、雪山の登山技術を身につけチャレンジしたいものです。
2016.9.3 霊峰白山 御前峰(2702m)
日本三霊山の一つ 白山 向けて朝5時過ぎ出発です。
登り始めると早速、階段でつらいです。
樹林帯からご来光。
天気予報は晴れなんだけど・・・。台風13号の影響で雲が多いですね。
ブナの木がすばらしいです。
泊まることができそうです。
簡易トイレ仕様なので携帯トイレ持参しないといけません。
白山はガスがかかってますね・・・。wwww.
危険な個所はここぐらいです。
小雨が降ってきました。ガスで頂上付近は見えず。
白山室堂平にきました。
室堂センターが見えた。
御前峰へは鳥居をくぐって右側の登山道から行きます。
石畳が続き、約40分の道のり。
気温14度で、風があるので体感温度は12度ぐらいですね。寒い!!
白山奥宮
よく見えません・・・。
寒いので、室堂センターで休憩とします。
登頂のご褒美なんです。
1時間ほど休憩ののち、下山開始です。
ガスは上の方だけのようです。
ダム湖が見えます。
3時間でようやく駐車場へ到着。下は天気よく暑いです。
正面のロッジで温泉500円支払います。
すぐ、露天風呂がありました。
石鹸・シャンプーはありません。(自然を汚さないため)
熱めの湯温で、ロケーションはGoodです。
常念岳(2857m)
2016.8.6~8.7 常念岳(じょうねんだけ) 2857m
5:20 一ノ沢登山口 標高1320mからスタートです。
登山届は提出しましょう。
山の神様にご挨拶。(登山の安全祈願です)
沢沿いに続く快適なトレッキングです。
常念岳かな・・・。
ミヤマトリカブト
じゃぶじゃぶと歩くのが気持ち良い!!
胸突き八丁まで約3時間15分。ここから常念乗越までがきつくなります。
おいしい沢の水をゴクゴク・・・。
ここで水筒に水を満タンに。
ここからまだ約1時間ほど。
このあたりでもうヘロヘロ・・・。になってきました。
あぁ、常念岳がみえたぞ~。
やっと常念乗越です。
5.7Km歩いたのか~。ここは標高2460m。
日陰はなく暑いです。
穂高連峰~槍ケ岳まで一望
常念小屋まで約5時間かかりました。
楽しみはやはりこれです。焼き鳥3本ついた生ビールセットが¥1,000ーとなると
常念岳山頂は明日ということで。
こちらは、横通岳で、大天井岳(おてんしょう)方面へと続きます。
これが、常念岳ですね。頂上まで約1時間登ります。
今日は大変暑いから明日の朝登ることとします。
テント場が詰まってきました。
テント場は2か所ありますが、小屋に近い方は傾斜で石がゴロゴロしてるので
こちらがGOODです。
素敵な夕焼けが見えると期待したが、雲がモクモクと。。。残念です。
もうテントで寝るだけ。
テント場がほぼいっぱいとなりました。では、おやすみなさい。
さて、朝3時40分。日の出はだいたい5時頃です。
頑張ってご来光を拝みたいと思います。ヘッドランプ装着していざGO!
山頂には4時45分到着、あたりはもう明るくなってきました。
今日も素晴らしい天気になりそうです。
常念岳から見るご来光です。
蝶ヶ岳へ行く人も多いです。
左から、前穂高岳(3090m)奥穂高岳(3190m)涸沢岳(3110m)北穂高岳(3106m)の穂高連峰が圧巻ですね。
なだらかに見えますが、南岳、中岳、大喰岳、槍ケ岳と3,000m級の山々がずらりと並び素晴らしい。
頂上の様子。
さて、テント場へ戻ります。
テントを撤収し一ノ沢へと帰ります。素敵な常念岳でした。
途中、この鳥が道案内人(鳥)となり 帰りの登山道を5分ほど先導してくれました。
可愛かったです。
素敵な青空!!
帰りは約3時間ほどで着きましたが、暑いので大変疲れました~~。
車を止めた駐車場までまだ20~30分ほど歩かねば・・・。
暑い中お疲れさまでした~。
剱岳(2999m)7/23~7/25
立山駅からケーブルカーで美女平へ。
美女平からバスを乗り継ぐこと50分で室堂平(むろどう)へ到着。
さあ、ここから立山へ行くか、剱(つるぎ)へ行くかの登山開始です。
ミクリガ池
みくりが池温泉(登山の帰りに標高2410mの温泉を紹介します)
このお山を越えて剱沢キャンプ場まで行きます。(剱沢キャンプ場まで約2時間40分)
このキャンプ場は雷鳥沢キャンプ場。
立山です。
白く煙の上がるは地獄谷。火山ガスに要注意です。
雷鳥沢キャンプ場から新室堂乗越のコースで上がりました。
室堂乗越(むろどうのっこし)から剱岳の眺め良い。
稜線伝いに剱御前小舎へ向かいます。ガスが上がってきました。
お花畑。
けっこう高度を上げました。
見えてきた別山乗越の剱御前小舎までもう少しです。
少し休憩です。
ここを下ること、40分で剱沢キャンプ場へ到着です。(今日の目的地)
眼下に見えてきたキャンプ場。正面のガスってる山が明日チャレンジの剱岳です。
左側の低いのが一服剱(2618m)、次に高く見えるのが前剱(2813m)、写真中央が剱岳(2999m)
一服剱(いっぷくつるぎ)から見た前剱です。この山を越えないと剱岳には行けません。マジ、ガンバですよー。
前剱直下はかなり急なガレ場。
ようやく見えた剱岳だが、これからまだ平蔵の頭・平蔵のコルを超え、約80分ほどの緊張の連続が続きます。
遠くに見えるは北アルプスの不帰の剣(かえらずのけん)~鹿島槍だと思います。
遠くの山は素晴らしいが、まずは自分の足元が・・・。険しくなります。
登ったり下りたり・・・。
落ちるわけにはまいりません・・・。これは、道とは言えません・・・。
落ちないようにしっかり鎖を掴んでいます。三点支持で・・・ガンバ。
少し安らぐ登山道ですが・・・、つかの間。
すぐに、厳しい岩山が待ち受けています。
登るルートと下るルートがうまく分かれています。(鎖は下り用)
平蔵のコルへ下りる鎖場。(お・お・落ちるなよ~)
ここを下りてきたのです。(帰りはここを登らねば・・・。)
まだまだ、危険な岩場が連続して続きます。落ちたら確実に死にます。
だから下を見ないです・・・。
さて、難所の一つ、「カニのたてばい」です。この垂直の壁を一気に登ります。
足元には十分気をつけて下さい。 (わかってます・・・。)
剱はやっぱりヘルメットは必需品です。(落石注意!!)
カニのたてばいの終着点かな・・・?
下から登ってくる様子が見えます。
さて、剱岳の頂上ももう少しかな・・・。
祠が見えた!!
やったぜ!! 山の王者 剱岳!! 2016年7月24日午前6時45分登頂!
正面の谷になっているところが剱沢キャンプ場の場所です。
あそこからきましたよ~ん。
週末なのでたくさんの方が朝早くから登頂です。
まだ朝の7時前ですよ~。(テント場から約3時間で登頂です)
360度のパノラマ
さて、下りの難所と呼ばれる「カニのよこばい」
鎖は真下へと続き、そのあとよこばいへと変化します。
かなりの高度感ですよ。
よこばいの最初の一歩、足のかける場所がわかりづらい・・・。
そこに、足がかかればあとは横に移動するだけ。
下は見ないほうがいいかも・・・。
次ははしごです。またぐのが怖い。
すばらしいバランスの岩。芸術品だあ。 気に入った!!
はしごを下りて、岩を伝い、鎖を持って下りてほっと一息して上を見上げるとこんな感じ。 カニのたてばいの裏側ルートかな?(帰り道)
ん・・? この薄っぺらい岩壁を乗り越えて帰るのか? だっけ・・?
帰り道もなんぎです・・・。
やっぱりそうだった。帰りもこの壁を登るのです。その名は・・・
そうでした、平蔵の頭でした。
ここも登らねば・・・。
鎖ばっかです。
あとはたんたんと来た道を頑張って戻るだけ。
山小屋へ到着したならばビールが待ってるぞとひたすら頑張ります。
ようやく山小屋へ到着。もう歩けない・・・
生ビールが最高にうまい・・・!!(だから1時間休憩!!)
剱山荘(けんざんそう)から見える剱沢小屋(つるぎさわこや)
その少し上方に剱沢キャンプ場があります。
いつもガスがかかる剱です。
ようやくテントへたどり着きました。(今夜もう一晩ここで泊まります)
剣沢小屋から眺める「剱岳」。
小屋で泊まるならここがいいと思います。ビール片手に剱が望めるいい景色です。
いい天気に恵まれた剱岳登山でした。
日本酒がうまいです。(今夜はのんびり)
7/25(月) テントを撤収し、下山開始です。
剱岳がよく見えます。
剣御前小舎から見える眼下には雷鳥沢キャンプ場と地獄谷&室堂平。
ズームで見るとこんな感じ。
雷鳥沢キャンプ場(ちょっと休憩)
あの山から下りてきましたよ~ン(別山乗越)
雷鳥坂という(下り約1時間15分)
みくりが池温泉は日本で一番標高の高い温泉(2410m)。
OPENが午前9時~ 右の湯舟がとても熱い!!(45~46℃ぐらいあるかな?)
やっぱり風呂上がりのビールは最高にうまい!!
立山駅の風景(無料駐車場がありがたいです)
剱岳は高齢の女性&子供がほとんどいません。
滑落事故も多い山です。(100m落ちるとも・・)
天候と自分の体調のコンデションがいいときに登りましょう。
登頂の達成感は良い!!