2014.10.25 四国剣山
百名山の一つ 四国剣山(つるぎさん)から次郎笈(じろうぎゅう)~丸石~高ノ瀬~
三嶺(みうね)へと向かうコースです。
四国の屋根と呼ばれる剣山山系の主峰「剣山」は標高1955mで西日本第2の高さを誇ります。
徳島県の美馬から狭い道を見ノ越まで車で走り、見ノ越駐車場へ。(とにかく道が狭く、対向車が来るとすれ違う場所がないほど運転は要注意です)
駐車場からすぐ、この登山道があります。
この登山道入り口から登るのが王道かと・・・。 10/25 10:20スタート
今回時間の都合上、リフトでごめんなさい。すいすいと上の方まで。
紅葉のきれいな時期でした。
リフトを降りて30分~40分ほどで剣山山頂へ到着。
このミヤコザサに覆われたきれいな尾根を歩き、向こうに見える頂は次郎笈(じろうぎゅう)です。(昔、剣山を太郎笈と呼び、兄弟峰と呼ばれた頃もあったようです)
次郎笈から見る三嶺(みうね)は200名山で、剣山から約17Kmほどの距離があります。
見るからに遠いとおい山です。さあ、あそこまでガンバです。 12:00
気持ち良い稜線をひたすら歩きます。
13:45 丸石避難小屋。この場所から右方面に下山する登山道を下れば、祖谷(いや)の「かずら橋」に行きます。
今回はここに泊まらず、白髪避難小屋(しらがひなんこや)へ向かいます。
夕方になるとガスが発生し、登山道も見えにくくなってきた頃ですが、やっと白髪避難小屋に到着しました。
先客が多く入っており、満員状態、テントを持たずに来た方にスペースをゆずることに。僕ひとりテントです。朝は、5度ぐらいまで気温が下がりました。
小屋にいた方たちは人が多いせいか、暑かったとのこと。
この山にはトイレの設備がなく、見えないところで用を足さなければなりません。
朝、6:30出発です。三嶺(みうね)が近くに見えてます。(昨日はガスで見えていなかった)
白髪避難小屋をあとに・・・。
稜線をいくつもアップダウンしながらようやく三嶺の手前の最後の登り。
急な登りでシンドイです。
ようやく三嶺頂上(1893m)。 白髪避難小屋を出てから約2時間で到着。
まだまだ向こうに美しい稜線が続きますが、西熊山・天狗塚方面へは今回行きません。
水場もある「お亀岩避難小屋」があり、新しい小屋で快適だそうです。
三嶺小屋が見えます。ここでの宿泊がいいかもしれませんね。
当然、管理人はいないので掃除は自らが鉄則です。
小屋の中はきれいでした。
この三嶺のササがめちゃ美しく、ここまで頑張ってきた甲斐がありました。
もう一日泊まりたかったなあ。
さて、下山です。名頃(なごろ)まで約2時間。
樹林を抜け、モミ林を抜けたら2時間で「名頃」に到着。
「名頃」から路線バスで「見ノ越」まで戻る予定でしたが、香川県の親切な方に車で送っていただき感謝です。本当に助かりました。
途中車を降り、紅葉の写真を撮るなどし、親切な方に感謝。ありがとうございました。