2018.7.14~16 鹿島槍ヶ岳(2889m)・爺ヶ岳
長野県大町の 扇沢駅手前の登山口 柏原新道から鹿島槍ヶ岳2889m(百名山)を目指し、⛺テント担いで夏山エンジョイしました。
連休ということもあり駐車場はほぼ満車状態に近い。(7/13 23時駐車場着)
7月14日 朝1時出発。
ペツルのヘッドランプつけてStart!!
あたりは真っ暗、ちょっと怖い・・・。「熊出没注意」とある。熊鈴つけて山に入る。
ペツルの200ルーメンヘッドランプは明るい。
あたりは夜明け間近である。雲海が見えるところまで登ってきた。
周りはすっかり明るくなった。
危険な場所はほとんどないが、一部登山道の狭い箇所はこんなところでしょうか・・・。
かなり標高をあげました。
種池山荘の少し手前の「鉄砲坂」です。しっかり整備されている登山道。
種池山荘が見えました。
種池山荘前からの景色!! 南アルプスの山並みだろうか・・・
爺ヶ岳(南峰)です。 まずはここを登ります。
ふり返って見る種池山荘はおしゃれな雰囲気ですね。山とマッチしている。
槍ケ岳 ~ 穂高連峰が見えてきた。
北アルプス三大雪渓 ⇒ 針の木岳(はりのき)2820m ・・・だと思う。
鹿島槍ヶ岳(2889.2m)百名山 左側(南峰) 右側(北峰)
爺ヶ岳(南峰)
次は爺ヶ岳 中峰へ
そして北峰がすぐ見える。
ふり返ってみると種池山荘と立山連峰
鹿島槍ヶ岳が近くなってきた。中腹に見える小屋が冷池山荘(つめたいけ)。
その少し上にテント場⛺がある。
この下が冷池乗越 分岐点 右へ下る~西俣出合~大谷原へ
ここが分岐。
冷池山荘(つめたいけ)2387m
山荘から約8分登るとテント場。(疲れる・・・)
トイレ無し(小屋まで行く)
だが、景色は抜群、見える山は3000m級の立山連峰と剱岳(つるぎだけ)
気温は23度だが、日差しが暑いので日除けをして快適に!(myテント)
テント場から見た冷池山荘。トイレと買い物(ビール)が面倒だ・・・。
いつも持参する温度計と湿度計(7/15 13時の気温)
下界は35℃である。
爺ヶ岳がすばらしい・・・(歩いてきた稜線)
テント場は120%以上と思われるほどの人気で、ギッシリと詰まった。
この土が見えなくなる・・・。
剱岳に沈む夕陽を眺める登山者たち。
7月15日 テント場を2時出発。
あたりは真っ暗だが、満天の星を見ながら歩くこと1時間20分、ようやく鹿島槍ヶ岳の手前にある布引岳(ぬのひき)頂上である。
さらに歩くこと約1時間、
4時10分 鹿島槍ヶ岳 登頂だ!! 2889.2m
なんとか夜明け前に着いた!! 風があり寒い・・・体感温度は8度ぐらいかな?
思ったより広い山頂だ。
久々に見るすばらしい雲海! きて良かったと思う瞬間である。
待つのはご来光・・・。4時30分か?
皆さん朝早く起きての登頂、写真を撮りまくっていた。
遠くに白馬岳、手前は五竜岳
北アルプスの百名山のすばらしい景色にしばらくうっとりしてしまう。
最高の眺めだ!!
剱岳(2999m)
この山の稜線を本当に歩いてきたのか・・・。
山を下りるのが もったいないと思う。
冷池のテントを撤収して種池山荘へ向かいます。
帰りの爺ヶ岳は登りでつらい・・・。
爺ヶ岳南峰
ちっこいのが親の後をついています。
槍ケ岳~穂高連峰が見える。
富士山も遠くに見える。
山の景色が変化する不思議な光景が好きだ。
もうすぐ種池山荘。お腹が空いた・・・。
昼飯前にテントを張らねばと、何とかギリギリだが、張る場所があった。よかった。
一番奥である。
16日(海の日) 最終日、テントを撤収して4時下山開始。
下山途中にある駅見岬より、立山黒部アルペンルートの入口である扇沢駅が見えた。
登山口に出た。
7時着。
無事、駐車場まで下山した。
年々体力が落ちていく・・・Σ(゚д゚lll)ガーン
テントが重いと感じるこの頃である。(肩が痛い)
少し歩いては休憩のくり返しであまり前に進まない。(ヘロヘロになる)
コースタイムは標準より多めにみて計画を立てる。(正解である)
悔しいが人に追い抜かれることが多くなった・・・。(現実である)
ザックにビールとか酒を入れなくなった。(山小屋で買う)
でも、テントが好きだ!!(頑張るしかない)
いずれは山小屋にお世話になるだろう。(体力と相談する)
ずっと眺めていたい山の景色は最高だ!!
だからまだまだ頑張ろうと思う。
次はどこへ行こうか・・・・・楽しみだ。
2018.6.2 岳沢小屋(だけさわごや)プチ登山。
明神から徳本峠(とくごうとうげ)を計画したがウェストン祭りで徳本峠小屋とキャンプ場は宿泊無理とのこと。
急遽、岳沢小屋(だけさわごや)へと変更、道中は人が少なく穴場の感じがしました。
岳沢小屋の展望デッキからは上高地を見下ろし、広がる山々は乗鞍岳・焼岳・霞沢岳の展望が良い。涸沢(からさわ)の景色より良いと思う。
6/2(土) 6:40 上高地バスターミナルから出発。
いつもの景色ですが、写真を撮ります。
穂高連峰の山々の名称です。今日はその穂高連峰の下にある岳沢へ入ります。
上高地の新緑がまぶしくすばらしい。
六百山
ここから岳沢への分岐点。
本格的な登山口となります。
石の隙間から涼しい風がヒューーと吹いていました。
ツララにはおどろいた・・・!!
いい天気だ。
樹林帯を抜けると広い河原へ出た。西穂高岳の方向です。
西穂高岳はどれか?
下を見れば上高地。
天狗岩と天狗のコル・ジャンダルムが間近に見える。
やっと中間点。
きれいに組まれた石段が続く。
長野県警のヘリが何度も西穂高あたりを旋回している。事故でもあったか?
岳沢小屋が見えた。
まだ雪渓が残っていた。
小屋の上部、重太郎新道で前穂高岳方向だと思う。
到着しました。
きれいな山小屋です。
すばらしいテラス。特等席へどうぞ。
左手は霞沢岳、中央遠くに乗鞍岳、右側に焼岳。眼下には上高地。2170mからの景色。
テンバは思ったより少なく、この場所でもOKをいただいたのでフラットで寝ることができました。
テントからの景色。
生ビール800円、カレーライス800円。おでんもあったぞ。
缶ビール350ml ⇒500円 雪解け水でよく冷えていた。
水場あり(無料)。
きれいな赤屋根に干された布団を見事に部屋へ投げいれていた。
布団は良く干されてお天道様のにおいがしていそうだ。
山小屋の上部、吊尾根(つりおね)の方向。
最高の景色を見ながらのいいビアガーデンだと思う。
日中は暑いが、夕方からは寒い。
かんたんパスタ。
パスタのゆで汁を捨てると環境に悪いので、250mlの水で約4分~5分でパスタが完成。
味付けは永谷園マツタケのお吸い物。シンプルでうまいです。お金がかからない。
6/3 5:30 今日もいい天気だ。乗鞍岳がよく見える。
下山開始。
2018.4.28~30 立山(雷鳥沢キャンプ場)
室堂(むろどう)バスターミナルより
みくりが池は雪の中。
雷鳥 発見!!
室堂バスターミナルより約1時間、雷鳥沢キャンプ場へ。
キャンプ場管理小屋は雪の中に埋もれていたようだ。
トイレも水もOK。 1泊500円×2日=1000円(安い宿泊代だ)
正面の山(右)は奥大日岳。
ここを登ると剱御前小屋。
ボーダー・スキーヤーたちが登っています。
今日は体調不良、手と足がしびれる・・・、高山病か?
体が動かないためここで登山中止! テン場まで下りることに。
テントでしばらく休み、雷鳥沢ヒュッテの温泉へ。¥700
風呂上りはやはりこれ・・・。
3日目、朝6時 立山より朝日を浴びて帰路へ。
室堂バスターミナルから雪の大谷ウオーク。
今年は17mの積雪。
バスの車窓より
弥陀ヶ原
美女平を出発。
立山駅。
無料駐車場(満車)
もう一つの温泉
みくりが池温泉 入湯記念のコースター。
G/W前半の天気は良く、テント内の朝の気温は-5度、思ったより寒くないすばらしい立山を堪能できた。
温泉付きのキャンプは最高です。
次は立山から五色ヶ原へ行く計画をしよう。
2017.11.25~26 紀伊山地の大峰山脈 八経ヶ岳(1915m)
奈良県天川村の河合登山口から八経ヶ岳(はっきょうがたけ)へ登りました。
河合登山口~栃尾辻~狼平~弥山(みせん)~八経ヶ岳~明星ヶ岳~河合登山口
”長いコースでした。” 距離約26Km、活動時間16時間(1泊2日)。
奈良県に入ったときは、紅葉がきれいでいい登山になると思ってましたが・・・。
11/24
しし汁(猪)が美味かった。帰りも寄って下さいと言っていたので、帰りにも立ち寄りしし汁をいただきました。1杯500円⇒具だくさん
天川村の交番に登山届を提出し、天川村の温泉に入り、今夜は天川村役場の駐車場で車中泊。
役場の観光課の方から山の情報を仕入れたところ、八経ヶ岳は積雪ありとのこと。
車は駐車OKでした。写真に写っているトイレもきれいに清掃されていてOKです。
11/25(土)7:00出発。
登山口は、グラウンド横の道を山に向かって行くと、登山口の看板がありました。
登山道は整備されているものの、このしばらくの階段はきついです・・・。
第一の送電鉄塔です。ここまで1時間。(眼下は弥山川の紅葉)
尾根道は気持ちいい。紅葉も少しだけど残ってます。
落ち葉の上をサクサクと歩きます。
9:20分 第二送電鉄塔。鉄塔の真下から撮った写真です。いい休憩場所です。
このあたりで標高は1200mぐらいだと思います。
気温は2~3度。雪が見えてきました。
10:50 栃尾辻まで来ました。けっこう距離ありました。標準コースタイムを1時間オーバー。3:50かかった。
この避難小屋は廃屋です。
標高1400m付近。葉っぱはついてない・・・。霧氷できれいです。
空は快晴、
しばらくきれいな霧氷に見とれ・・・。
狼平(おおかみだいら)へ向かう分岐点です。緩やかな下りが20分ほど続き、狼平避難小屋へ着きます。
13:40 狼平のつり橋。
きれいな避難小屋です。(トイレ無し)
2Fもあります。
今日はここで宿泊の予定でしたが、だれもいない・・・。
お化けが出そうだから、ここはパスして弥山(みせん)へと登ることにします。
狼平から上は、登山道が整備されていて階段が続きます。これが、しんどい・・・!!
雪の量が増えてきて、樹氷になってきました。
足を止め、自然の作り出した美しさをしばらく堪能です。
右手に見えるこの山が、八経ヶ岳。(明日行きます)
15:00 ようやく弥山(みせん)に到着。
山小屋は終了していて、テント泊と避難小屋(泊)しかありません。
避難小屋は使用料3000円とかいてあり、鍵付きのさい銭箱のような木箱がついていました。毛布も用意されていました。(当然、無人です)
しかし、悪しき者がこの箱を壊していた。とても残念に思います・・・。山にきて悪さするんじゃね~よ!!
世界遺産の地でありながら、トイレがないのはチョットきついです・・・。
ぜひ、作っていただきたい。(小屋のトイレを利用できるようにとか・・・)
この弥山で見かけたテント数は計5張りしか見なかった。
テント内紹介。
登山に必要ないイルミネーション持ってきました~。
やはり、寒いときは熱燗がいいっす( ^ω^)・・・
11/26 出発です。6本爪アイゼン持ってきてよかった。
晴れてきました。
視界が広がり、この東方面は大台ケ原でしょう。
とても山深い紀伊山脈です。
雪の積もっている山が、弥山です。小屋が見えます。
八経ヶ岳(はっきょうがたけ)到着!!
明星ヶ岳へちょっと寄ります。(5分)
明星ヶ岳への分岐場所
さて、長い道のりを帰ることとします。
途中、興味本位で林道を歩きましたが、道は落石、崩落で危険な道なので入らない方がいいです。
林道出会い
13:30 第一鉄塔付近から見える天川村の風景。あと少しですが、
14:00 登山口へ無事到着。
足がパンパンです~。
大峰山脈は北は吉野山から南は熊野の本宮に達し、その間に近畿の最高峰、八経ヶ岳を頂点に1200m以上の名のある山が50座を数える長大な山脈である。
また、この大峰には行者たちのために75か所の霊場があり、吉野川畔「柳ノ宿75」から出発し「熊野本宮証誠殿1」に至って峰入れを完了するとのこと。
紀伊半島を貫く神々の山稜・大峰山脈を走る縦走路は「奥駈道(おくがけみち)」と呼ばれ1300年の歴史を持つ山岳古道。この奥駈道(参詣道)が2004年7月に世界遺産登録された。(昭文社の2017版、山と高原地図より一部引用)
一般の登山での縦走は約1週間ほどかかるようなので、分割して登るのがよさそう。
縦走するならテントより避難小屋利用がBESTだそうです。(季節によっては水場が枯れることもあり要注意!)
ただ、女人結界門というのがあり、大峰山寺本堂・大峰山(山上ヶ岳)へは女性は入れないので注意が必要です。
今回の登山を足掛かりに吉野山~大峰山寺~山上ヶ岳~大普賢岳~行者還岳~弥山の大峰奥駈道(修験道)を歩いてみたいものです。(体力と相談しながらですが・・・)
2017.9.30~10.1 双六岳(2860m)
新穂高温泉の登山者専用駐車場は2日前(平日)から満車とのことで、仕方なく鍋平駐車場へ止めることとしました。
初めての鍋平駐車場で下りる登山道がよくわからないので明るくなった6時頃から動き出しました。駐車場から20~30分近くかけ急な登山道を下りましたが、帰りのこの登りは嫌だなと思いました。
さて、天気は好日、登山日和となった2日間でしたが、長い道のり、素晴らしい景色を堪能できました。
広い鍋平無料駐車場です。トイレも設置されています。
しかし、ここから下のロープウェイ乗場のところまで下りなければなりません。
新穂高ロープウェイの側を通り、わさび小屋まで歩きます。
秋空!! 最高!!
わさび平小屋
ここはまだ紅葉していません。
いよいよ登山道らしくなる小池新道の入口です。
山がグッと近くなり、紅葉も見え始めてきました。
熊の踊り場。
あと500mが意外に長い道のり。
標高2200mくらいの紅葉。
あと5分がキツイ!!
鏡平山荘の手前にある鏡池。
少し風があり、池の波が揺れていたので逆さ槍がイマイチ。
槍ケ岳から穂高連峰の3000m級の山々がすばらしい景色です。
鏡平山荘から間近に槍ケ岳がよく見える。
この場所にテントが張れないのが残念。ここにキャンプ場があればな~‼
宿泊したことはないが、一度ゆっくり泊まってみたい山小屋だ。
かき氷がうまそうでした。(ここの名物かな?)
鏡平山荘から標高をグッと上げて、弓折分岐へ向かいます。
小屋から弓折分岐まで約1時間歩きます。
弓折分岐です。笠ヶ岳と双六小屋への分岐点。
ここから気持ちいい稜線歩きが続きます。
雪田。花見平。
百名山 鷲羽岳がどか~んと見えました。ここが双六小屋です。(ズームです)
ふり返ると笠ヶ岳が遠くに見える。
やっと双六(すごろく)に到着。
遠いな~ ここまで・・・。疲れた~~
標高2600mに位置する双六小屋
テント場。
今回は、初のツェルト泊。 3回も練習した甲斐があってバシッとうまく立てることができました。
ツェルトですが、この時期は寒いので暖かめのイスカシュラフ450X(-6℃)対応を使用。ダウン着てダウンパンツでまあまあ暖かくできました。
感想:雨が降ったらヤバイ感じだけど、このファイントラックのツエルトはスーパーテントになりそう。(缶ビール1本ぐらいの大きさ)
山は気圧が低いため、袋が破裂寸前のクリームシチューとパンです。
夜は風がビュービュー吹いたり静かになったりで、テントから空を見上げれば素晴らしくきれいな星たちが輝いていました。(なぜかぐっすり眠れなかった・・・)
さて、翌日早朝は4:30出発。
双六岳からご来光を・・・見るぞ!!
と 頑張って双六岳頂上目指して頑張ったけど、小屋の上のキツイ登りに苦しんだ。
あたりは真っ暗。でも登山道はわかる。
空がしらじらと明るくなり、山のシルエットがなんともいえない夜明け前。
ご来光で~す。 雲海がないから パッ‼ といきなり太陽が出てくる。
慌ててシャッターを押す・・・‼
双六岳頂上の手前で、夜明けになっちまった~。
右側の遠くに見えるのが双六岳頂上みたいだ。何人かいるのが見えた。
気持ちいいね~!!
歩いていて楽しい!!
黒部五郎岳(2839m)が見える。
北アルプスの最深部の山々。ここ双六がこの山々への入口である。
来年いくぞー!! この向こうにある雲の平まで。
目指せ、鷲羽岳・水晶岳・雲の平・黒部源流・黒部五郎岳・薬師岳(いけたら・・がんばる)
薬師岳(2926m)
いい眺めだ‼
ぼちぼちと戻らねば・・・。
右・笠ヶ岳(2897.5m)
三俣蓮華岳は富山・岐阜・長野の3県の県境である。
正面に 槍ケ岳。
巻道分岐です。
眼下に双六小屋の全貌。 朝、なぜかこの登りがとてもつらかった・・・。
ツエルト撤収して下山の準備をします。
なが~い道のり、の~んびり歩こう( ^ω^)・・・
双六から槍ケ岳へ行くこの西鎌尾根のルートは人気のコースである。
まだ行ったことはないが、いずれ行きます。
お互いのんびりと。
二日目の鏡池は風なく写真撮影にはBESTな状態。
鏡池はこんなにぎわいです。
秩父沢。
あと少しでわさび小屋。
くじける心をこいつが癒してくれる・・・wwwww。 たまらん!
昼ごはんです。(ここはわさび小屋、あしからず)
新穂高温泉から鍋平駐車場まではキツイ登りなので断念し、ロープウェイを使ってズルしました。400円+荷物代100円=500円で楽をしました。
鍋平駅から約20分歩いて無料駐車場へ。こんな道をだらだらと歩きます。
鍋平駐車場。
今回は、北アルプス最深部入口の下見ということできました。
活動時間19時間、歩行距離31Kmのデータでした。
ここから先の北アルプス最深部を次はチャレンジしたいものです。
来年1週間の休みをとるぞ~!!
2017.9.9~11 鳳凰三山
ずっと前から気になっていたオベリスクと言う尖がった山・・・?
どんな山か? 行ってみた。
鳳凰三山(ほうおうさんざん)は薬師岳・観音岳・地蔵ヶ岳(オベリスク)の三山の総称。百名山ということもあり、北岳をはじめとする白峰三山・仙丈ケ岳・甲斐駒ヶ岳の百名山を間近に見るすばらしい山でした。
9/9 5:40スタート 天気は快晴。
登山口から夜叉神峠まで約1時間。
6:50到着
白峰三山 しらねさんざん(北岳・間ノ岳・農鳥岳)の展望がよい夜叉神峠。
雲で見えていない・・・
いい天気だ!!
尾根伝いの登山道がほとんどだが、けっこうキツイ登りもある。
こんな歩きやす所ばかりじゃないです。
静かな登山道だ。人は少ない。クマが怖い・・・。
10:35 苺平(いちごだいら)ただの山の中、峠みたいな場所。
ここからおおむね下ることテント場まで約30分。
11:10 南御室小屋
夜叉神峠からこの登山道の唯一のテント場です。
水はOK!! ビールがよく冷えます。
9/10(日) 天気よし!! テントそのままで 5:30出発。
樹林帯の急登を過ぎると この展望が。
うっすらと富士山が見えました。(ズームアップしてます)
森林限界を超えたあたり。
もうすぐ薬師岳小屋。
もう一度 富士山(これが本日の見納めとなります)
てっぺんに雲がかかってます。
薬師岳山頂が見えました。
この大きな石の下を下ると、薬師岳小屋があります。
雲海。
6:50 薬師岳小屋
建て替えてまだ2週間だそうです。
泊まりたかった~。 いい小屋ですね~。
ちなみに、軽食はないです。ドリンク販売のみ。
小屋からすぐに薬師岳頂上となります。
とても広い薬師岳山頂です。(テント泊したいが、ダメなんです)
薬師岳頂上(2780m)
見えるは観音岳。約45分の道のり。歩きやすい楽しい稜線です。
山の東側は雲が多いですね。(ふり返って見ると)
北岳3193m(日本第2位の高さ) 雲かかって山頂が見えないですね~。
ほんとに気持ち良い稜線歩きです。つらい顔して歩いちゃだめです。
楽しい顔して歩こう!! って言ってました。
7:40 鳳凰三山の中で一番高い山 観音岳2840mに到着。
狭くて休憩場所にはちょっと不向きなところでした。
でもたくさんの人が・・・。 休憩で座る適当な石がない・・・。
地蔵岳に向け出発! ガスで真っ白に・・・。
グッと下ってまた登って・・・。
すれ違う登山者は顔色変えてゼイゼイと登ってきます。(そんなにキツイか?)
ゆっくり登ればいいのに。
オベちゃ~ン!
快適とは言えない稜線ですが、楽しい。
芸術品のような盆栽か???
また・・・登る・・・!
よそ見 北岳頂上付近はまだ雲がかかっている。もう少しで雲がとれる。
オベリスクが近くなりました。
9:10 賽の河原(さいのかわら)にはお地蔵様がたくさんありました。
東方面を向いているお地蔵様。
何を物語っているのか・・・。(歴史を調べたいですね)
お地蔵様の後姿がなんとも・・・
てっぺんまで登るのは無理ですが、途中までは行けそうです。
ということで、行けるとこまで行きます。
さすがに素人は登るには無理なてっぺんの石です。
高度感あります。くさりなしです。
甲斐駒ヶ岳がなかなか顔を見せない。
オベリスクの全容
左遠くに、仙丈ケ岳3032m。 右、甲斐駒ヶ岳は雲で見えす。
甲斐駒ヶ岳2967mチョット見えた瞬間。(今日、一番の顔見せ)
恥ずかしがり屋か???
オベリスクに登る登山者を撮影。(3人組様写っているかな?)
ちょっとズームアップで!
岩にへばりついてますが落ちないよう気をつけて下さい。(;^_^A
ガスのかかりやすいオベリスク。
地蔵岳から高嶺~白鳳峠~広河原へ下山する方面。(急な下りでけが人多いとの話)
遠くに見えるのは八ヶ岳でしょうか・・・?
10:50 全貌が見えた、白峰三山しらねさんざん(北岳・間ノ岳・農鳥岳)
昼近くなるとすごい勢いで、ガスがグングン上がってきます。
右側(東側):甲府方面 合成写真ではありません 自然現象のすごさ!!
しばらくするとオベリスクがまた見えました。
帰り道に見える 遠くに薬師岳。
薬師岳小屋を通り過ぎて
14:00 テントを残してきた南御室小屋に到着です。
もう一日お世話になります。
今日途中から山行をご一緒させていただいた3人組の方、ずっとお付き合いしていただきありがとうございました。楽しかったです。
私は引き続きもう一泊でしたので、帰り際に珍しいビールをいただきどうもありがとうございました。冷たい水でよく冷えてました。
そして、夜はよく眠りました。
こんな空を見上げながらマイウ~!!
キンキンに冷えててうまかった。 ゴチでした。
山岳トレイルランしている岡山から来て見えた方とテンバでいろんな話をさせていただき楽しかったです。 掘ちゃん! 来年のレース参加に向けてぜひ頑張ってください。応援しております。
ここにいっぱいだったテントが、昨日とは違って少ないテント。
9/11(月) 静かな朝を向かえました。 最終日は下山のみです。
7:15
1人静かな下山です。クマが出ないか・・・
なが~い下山道中、やっと夜叉神峠まで来ました。
9/11 10:50 やっと到着。たくさん歩いた気がします。
この夜叉神峠登山口から先はマイカー規制で通行できません。
北岳登山の広河原へ行くには芦安からバスで行くのがお勧めです。
帰りのバス停はこんな感じです。
今回は夜叉神峠登山口から鳳凰三山を目指しました。距離はありますが、特に急登なく整備された登山道でとても歩きやすいと思いました。
青木鉱泉か、御座石温泉からのコースが距離的には近いと思います。
さて、次はどこへ行こうか・・・
2017.8.10 甲斐駒ヶ岳2967m
好日に恵まれ筋肉痛をおして頑張りました。(下山は筋肉破壊状態・・・)
8/10 6:00スタート
長衛小屋すぐ前が登山口。
堰堤(えんてい)がいくつもある沢沿いを歩きます。
約30分で仙水小屋。予約者以外は立ち入り禁止でしたので休憩はできません。
ここにテント場ありますが、見た感じスペースは狭いイメージでした。
不思議な岩石がゴロゴロしている場所。
うまくかみ合っていて崩れたりなどの落石はなさそう。
火山の噴火で飛び出した岩石のようです。(珍しいと思います)
登山道のペンキマークないです。個人のカンで進んでください。
仙水峠に到着。7:00
右に行けば栗沢山~アサヨ峰~鳳凰三山方面
左に行けば、駒津峰6合目(2740m)へ1時間40分ほど。
ここからは急登が続きます。。
鳳凰三山の地蔵岳(オベリスク)が見えます。(写真中央のとんがり)
甲斐駒ヶ岳は雲がかかっている。
手前は、摩利支天の岩壁がドーンと見える。
急登が続く樹林帯。 けっこうキツイっすね!
昨日登った仙丈ケ岳。
正面の山が栗沢山で、遠くに北岳が見える。
グッと近くなった甲斐駒ヶ岳。(山肌が白いため雪があると見間違うほど)
駒津峰2740m(6合目) 広い休憩場所となる
ここから1時間30分~ほどで頂上へ。
ここからが、岩場などアップダウンあり。
駒津峰~六万石までのヤセ尾根が約30分ほど続きます。ストックは一時片付けた方がよいと思います。
飛行機雲が美しい!!
鳳凰三山の向こうにうっすらと富士山だろうか???
8合目付近から直登ルートと巻道ルート分岐あり。ここではルートが見えませんね・・・。
左側は絶壁。
岩場はストックを片づけた方が登り降りしやすい。
(頑張ってストックを駆使している方がいますが、三点支持でバランスよく岩をつかんでほしいと思います。)
ちょっと振り返り、巨大な岩石が集まっている六万石(8合目)を眺める。
ここを過ぎるとすぐに直登コースと巻き道コースに分かれます。
直登コースは初心者は避けた方がいいですね。岩場で高度感ありとのこと。
上に直登コース、右に巻き道コース(ほとんどの方は巻き道)
巻き道でも、岩が落ちてこないか心配な景色・・・。
不思議な登山道に感動を覚えます。
規則正しく並んでいる石が不思議です。
これも自然の芸術?。
登山道
摩利支天の頂。
規則正しく並んでる石がやはり面白い。不思議・・・。
あと少しで頂上か・・・!! 道しるべがその気にさせる。ガンバ!!
下りの案内
やっと頂上へ到着信仰登山の山、甲斐駒ヶ岳の祠。10:15
頂上は大きな石が点在しているが、広いので休憩しやすい。
鋸岳(のこぎりだけ)へのルートが続いている。危険とある。
この先が鋸岳へと続く。
鋸岳2685m
仙丈ケ岳3032m
甲斐駒ヶ岳2967m。
山頂は思ったより広いです。気温18度と涼しい!!
360度パノラマで北岳・仙丈ケ岳などの南アルプスの山々・富士山・八ヶ岳・遠く北アルプスまで見渡せる。(雲が多く遠くは見えなかった・・・。)
下山も気をつけて。
摩利支天へも行けます。
鳳凰三山の方向は朝からずっと雲がかかっていました。
富士山が見える方向のはずです・・・。
六万石は8合目。ちょっと休憩していきましょう。
駒津峰から双児山コースで下山します。2649m
ガスがよく出るが涼しくていい。
思ったより急登はなく、緩やかに北沢峠まで安全に下山できました。
長衛小屋のテント場がより一層増えている気がします。
4時頃にもなると寒くて、暖かいウエアを着ました。
この日は、長衛小屋のシャワー(5分500円)でスッキリ汗を流し気持ちよくテントに入りました。
また、となりのテントの方と酒を酌み交わし、いい思い出となりました。
私の相手になっていただき本当にありがとうございました。
いよいよ明日は、山の日ですが下山です。
8/11、山の日。AM7時。
北沢峠には何台ものバスがたくさんの登山客を乗せ集まってきました。
戸台方面から来るバスと広河原から来るバスで北沢峠は人でごった返していました。
すごい人の数に、正直びっくりしました。
こんなにたくさんの人が来て、テント張る場所あるのかな~なんて他人を心配する自分でした。
北沢峠こもれび山荘は毎日にぎわっていました。
北沢駒仙小屋(長衛小屋)⇒仙水峠⇒駒津峰⇒(巻き道)甲斐駒ヶ岳⇒駒津峰⇒双児山
⇒北沢峠。
北沢峠を拠点として2つの百名山が登れるので、ベースキャンプで2日~3日間が楽しめます。
多少ザックの荷物が多くても、バス停から歩く距離が短いため苦にならないのが利点。
ビールは川に冷やせば何とかなりそうですね。!!
テント場は早い者勝ちですよ!! (テント幕営1人500円)
いい山でした!!
2017.8.9 仙丈ケ岳3032m
8/8 台風5号が過ぎていくのを追いかけて長野県入り。
午前10:05発のバスで走ること55分、北沢峠へ向かいます。
駐車場は目の前の田んぼの手前です。(協力費200円の箱が設置してありました。入れましょう)満車の時は右下に駐車場有。
登山届はここで提出です。
10:05のバスは僕1人だけでした。
鋸岳(のこぎりだけ)の中腹から流れる幻の滝 👇
北沢峠バス停前のこもれび山荘(バス終点)
北沢峠⇔広河原のバス運行あり。
バス停より徒歩10分で長衛小屋(北沢駒仙小屋)で早速テント設営。
長衛小屋ではドリンク販売ありますが軽食はなし。(ビール・ワイン・カップ麺あり)
テント泊の方は必ず食事を準備して入山すること。
明日の好天を祈り、今宵はのんびりとテントで一杯飲みながら過ごしました。
台風の影響もまだ残っていたためか、テント数は少なく増水した川の水の音がザーザーと音をたてていました。
水場はこのテンバにあり。
8/9 朝4:30、まだ暗いですが仙丈ケ岳へ向け出発です。
尾根ルートが景色良いです。
明日登る甲斐駒ヶ岳です。右のこぶは、摩利支天。
小仙丈ケ岳へはまっすぐに登りましょう。 6:30
甲斐駒ヶ岳2967m 左に鋸岳
6合目 7:10
写真中央が鋸岳2685m(200名山)難所が続く岩稜地帯ゆえに事故も多いとのこと。
左遠くに富士山、右は北岳(第2位の高さ3193m) 百名山ワンツーのショットです。
ぐんぐん標高が上がりました。
ガスが出てきた。
やっと小仙丈ケ岳。7:55
あと少しで仙丈ケ岳。
あと少しは約1時間
富士山と北岳 雲がかかりました。
カール地形が美しいです。
伊那市方面(だと思います)
まだ、8合目??? けっこうきついぞ・・・。
伊那市方面をズームアップ
仙丈ケ岳直下にある仙丈小屋(要予約)
一番右に見えるのが仙丈ケ岳の頂上。
振り返るとこんな景色
あと少しだ。ガンバ。
トンボがカメラに写ってますね。9:17
真下に仙丈小屋
よく歩いてきました。
大仙丈ヶ岳2975mが中央に見えます。ここはやめました。もうエラいっす!
平日でもたくさんの方が登頂。
北岳が近い!! 富士山は雲で見えず。残念。
ぐるっと回るように下山開始です。小屋でドリンクを・・・
頂上を見上げて
あぁ~ ドリンク販売なし、軽食もなし・・・。
小屋の下にありがたいことに天然水があった。給水です。
馬の背ヒュッテ方面へ下山。なだらかで歩きやすい。
鹿の害を防ぐネット お花畑
ここも軽食なし。カップ麺とコーヒーとジュースあり。
馬の背ヒュッテを少し下ると分岐。
まっすぐ山の方へ進むと大滝の頭5合目へ。 今
回は川沿いに降りることにします。左の道へ進む。⇒ 大平山荘へ。
きれいな沢です。
雨の影響もあってか、滝がきれいだ。
雪渓が残ってた。
沢とはここでお別れ、山道へと進みます。
正面に見えるは鋸岳。
大平山荘を経て北沢峠~テント場へ戻ってきました。 14:00
知らぬうちにたくさんのテントがいっぱいになってます。
自然に囲まれたいいキャンプ地です。
見上げれば、空は夏空。 う~ん・・・気持ちいいです。
標準タイムよりオーバーするようになってきました。年のせいですね~。
では、明日は甲斐駒ヶ岳へと続きます。
バイバイ。
G/W涸沢 写真
(Photo by suzuki)
ゴールデンウイーク 涸沢(からさわ)へ。
20Kgのザック背負い、歩くこと片道16km、7H・・・。
2017年5月3日 上高地バスターミナル 5:20
たくさんの登山客でいっぱいです。
まだ、しっかり雪が残ってます。
6:20 明神(みょうじん)
7:15 徳沢
徳澤園キャンプ場もたくさんのテントが。
8:35 横尾キャンプ場
横尾からは雪道(冬山)
本谷橋はまだかかっておらず、川は雪の下に。 10:25
標高約1800m付近
まだまだ登ります。
ザックの重さがググッと体に食込みきつくなってきた・・・。
12:40 ついに到着、涸沢カール。標高は2300mぐらいかな。
先客でにぎわってます。
ここらへんにテント張ります。
疲れてるので深く掘りません。整地で結構疲れるのです。
にぎわう涸沢小屋。
幕張終わって、さっそく生ビールを涸沢小屋でいただきま~す。(涸沢ヒュッテは満員御礼)
テントの夜景が涸沢名物の一つ、絶景とのこと。(写真なくてごめんなさい)
雪に埋もれている「涸沢ヒュッテ」と「テント場」。
奥穂高。
北穂高岳。
涸沢ヒュッテの展望台と売店。
5/4 いい天気に恵まれました。
テントの中から北穂が見えます。最高のロケーション。
穂高山荘まで行ってみようかと出かけました。
グングン標高が上がります。
コルまで頑張っていこう。
左に遠く、常念岳。
下に小さくテント場が・・・。
斜度もきつくなってきました。
あと15分くらいで山小屋というところでしたが、雪崩や落雪の発生が相次ぎ起こり
無理せずテント場まで降りることにしました。長野県警救助隊員の方もこのあたりを注視して落雪発生を登山者に叫んでいました。
このあたりザイテングラードで雪崩が発生し、数人が巻き込まれましたが全員自力で脱出したようです。(雪崩れた跡がわかりますか?)
僕が通過した10分後ぐらいに雪崩が起こりました。
無事、テント場へ戻ることができました。
この後も、涸沢小屋の右上付近で雪崩、カールの上部でも雪崩が発生、登山者もうまく逃げて無事でした。
長野県警 山岳救助隊のヘリで運ばれる登山者。
5/5 4:55 朝焼けとまではいきませんでしたが、今日もいい天気です。
さて、テント撤収し、6:00下山開始。
7:55 横尾。
10:35 上高地へ戻りました。
観光客の方でいっぱい・・・。 11時発のバスでアカンダナ駐車場へと向かいました。
今回の山行はいくつも雪崩(なだれ)を見て、大自然の脅威を感じる登山でした。
このG・W期間中に山で亡くなられた方へのご冥福を心よりお祈りいたします。
また、山岳救助隊の皆様、危険と隣り合わせの任務大変お疲れ様です。
頭の下がる思いです。くれぐれも安全第一にて仕事頑張ってください。