剱岳(2999m)7/23~7/25
立山駅からケーブルカーで美女平へ。
美女平からバスを乗り継ぐこと50分で室堂平(むろどう)へ到着。
さあ、ここから立山へ行くか、剱(つるぎ)へ行くかの登山開始です。
ミクリガ池
みくりが池温泉(登山の帰りに標高2410mの温泉を紹介します)
このお山を越えて剱沢キャンプ場まで行きます。(剱沢キャンプ場まで約2時間40分)
このキャンプ場は雷鳥沢キャンプ場。
立山です。
白く煙の上がるは地獄谷。火山ガスに要注意です。
雷鳥沢キャンプ場から新室堂乗越のコースで上がりました。
室堂乗越(むろどうのっこし)から剱岳の眺め良い。
稜線伝いに剱御前小舎へ向かいます。ガスが上がってきました。
お花畑。
けっこう高度を上げました。
見えてきた別山乗越の剱御前小舎までもう少しです。
少し休憩です。
ここを下ること、40分で剱沢キャンプ場へ到着です。(今日の目的地)
眼下に見えてきたキャンプ場。正面のガスってる山が明日チャレンジの剱岳です。
左側の低いのが一服剱(2618m)、次に高く見えるのが前剱(2813m)、写真中央が剱岳(2999m)
一服剱(いっぷくつるぎ)から見た前剱です。この山を越えないと剱岳には行けません。マジ、ガンバですよー。
前剱直下はかなり急なガレ場。
ようやく見えた剱岳だが、これからまだ平蔵の頭・平蔵のコルを超え、約80分ほどの緊張の連続が続きます。
遠くに見えるは北アルプスの不帰の剣(かえらずのけん)~鹿島槍だと思います。
遠くの山は素晴らしいが、まずは自分の足元が・・・。険しくなります。
登ったり下りたり・・・。
落ちるわけにはまいりません・・・。これは、道とは言えません・・・。
落ちないようにしっかり鎖を掴んでいます。三点支持で・・・ガンバ。
少し安らぐ登山道ですが・・・、つかの間。
すぐに、厳しい岩山が待ち受けています。
登るルートと下るルートがうまく分かれています。(鎖は下り用)
平蔵のコルへ下りる鎖場。(お・お・落ちるなよ~)
ここを下りてきたのです。(帰りはここを登らねば・・・。)
まだまだ、危険な岩場が連続して続きます。落ちたら確実に死にます。
だから下を見ないです・・・。
さて、難所の一つ、「カニのたてばい」です。この垂直の壁を一気に登ります。
足元には十分気をつけて下さい。 (わかってます・・・。)
剱はやっぱりヘルメットは必需品です。(落石注意!!)
カニのたてばいの終着点かな・・・?
下から登ってくる様子が見えます。
さて、剱岳の頂上ももう少しかな・・・。
祠が見えた!!
やったぜ!! 山の王者 剱岳!! 2016年7月24日午前6時45分登頂!
正面の谷になっているところが剱沢キャンプ場の場所です。
あそこからきましたよ~ん。
週末なのでたくさんの方が朝早くから登頂です。
まだ朝の7時前ですよ~。(テント場から約3時間で登頂です)
360度のパノラマ
さて、下りの難所と呼ばれる「カニのよこばい」
鎖は真下へと続き、そのあとよこばいへと変化します。
かなりの高度感ですよ。
よこばいの最初の一歩、足のかける場所がわかりづらい・・・。
そこに、足がかかればあとは横に移動するだけ。
下は見ないほうがいいかも・・・。
次ははしごです。またぐのが怖い。
すばらしいバランスの岩。芸術品だあ。 気に入った!!
はしごを下りて、岩を伝い、鎖を持って下りてほっと一息して上を見上げるとこんな感じ。 カニのたてばいの裏側ルートかな?(帰り道)
ん・・? この薄っぺらい岩壁を乗り越えて帰るのか? だっけ・・?
帰り道もなんぎです・・・。
やっぱりそうだった。帰りもこの壁を登るのです。その名は・・・
そうでした、平蔵の頭でした。
ここも登らねば・・・。
鎖ばっかです。
あとはたんたんと来た道を頑張って戻るだけ。
山小屋へ到着したならばビールが待ってるぞとひたすら頑張ります。
ようやく山小屋へ到着。もう歩けない・・・
生ビールが最高にうまい・・・!!(だから1時間休憩!!)
剱山荘(けんざんそう)から見える剱沢小屋(つるぎさわこや)
その少し上方に剱沢キャンプ場があります。
いつもガスがかかる剱です。
ようやくテントへたどり着きました。(今夜もう一晩ここで泊まります)
剣沢小屋から眺める「剱岳」。
小屋で泊まるならここがいいと思います。ビール片手に剱が望めるいい景色です。
いい天気に恵まれた剱岳登山でした。
日本酒がうまいです。(今夜はのんびり)
7/25(月) テントを撤収し、下山開始です。
剱岳がよく見えます。
剣御前小舎から見える眼下には雷鳥沢キャンプ場と地獄谷&室堂平。
ズームで見るとこんな感じ。
雷鳥沢キャンプ場(ちょっと休憩)
あの山から下りてきましたよ~ン(別山乗越)
雷鳥坂という(下り約1時間15分)
みくりが池温泉は日本で一番標高の高い温泉(2410m)。
OPENが午前9時~ 右の湯舟がとても熱い!!(45~46℃ぐらいあるかな?)
やっぱり風呂上がりのビールは最高にうまい!!
立山駅の風景(無料駐車場がありがたいです)
剱岳は高齢の女性&子供がほとんどいません。
滑落事故も多い山です。(100m落ちるとも・・)
天候と自分の体調のコンデションがいいときに登りましょう。
登頂の達成感は良い!!