2021.4.24 福井県 荒島岳1523m(百名山)
コロナ禍の中で久々の登山だ。
7月、白山に登った以来なので体力が気になる今回の登山。
足は大丈夫か、体力は大丈夫なのか・・・。
中出(なかんで)駐車場に車を止めた。
さあ、とにかくいい天気だ。早朝6時に出発。
前を歩く人のペースにしばらく付き合った。
最初は林道を歩くが、徐々に登山道へと変化していった。
大木ではないがブナ林がつづく。
残雪のきれいな模様に見とれてしまう。
もうこんなに上がってきた。大野市内である。
小荒島岳1186mへ到着。
このあたりで結構疲れてきたのである。
頂上までまだ1時間30分は歩く。ここで引き返そうかと思ったがせっかくなので頑張ることにした。
白山と別山の雪山がすばらしい。
さあ、荒島岳へ出発だ!!
勝原(かどはら)登山道との合流地点だ。(前回は勝原登山道を使った)
さて、「シャクナゲ平」から荒島岳頂上までの標準タイムが1Hだ。
少し下ると、次は「もちがかべ」という急斜面を登ることになる。
鎖場、ロープ、階段がある。しばらく急斜面が続く。
「もちがかべ」を超えた。
次は残雪だ。あと少しだが、雪上を歩くので気は抜けない・・・。
ようやく頂上が見えた。山頂には雪がたっぷりと残っていた。
2回目の登頂。
雪山は久々だ。残雪の荒島岳は初めてなので嬉しくて仕方ない。
山の安全祈願をした。
一等三角点だ。
昨年7月に行った霊峰白山(はくさん)は真っ白に雪化粧できれいだ。
二つある山の左が白山(はくさん)、右が別山(べっさん)。
山頂でのお昼はコンビニで買ったおにぎりを食べた。美味い。
景色を堪能したあとは さて下山だ。きた登山道を戻る。
膝の裏側が痛くてたまらん・・・・。
こまめに休憩しながら何とか駐車場へと帰ってきた。
登山道駐車場は中出(なかんで)を利用した。約40台は停めれるようだ。
トイレもきれいに整備されており、きれいな水で足を洗う場所もある。
ありがたいことです。地元の方に感謝、感謝です。
8時間50分の登山だった。足がぱんぱんだ。
下山後、
真名川の上流に「麻那姫湖キャンプ場」がある。車で20分ぐらいかな。
毎年利用する僕のお気に入りのキャンプ場である。
駐車場代が600円+1泊2日600円=1200円は安い。もちろんオートキャンプだ。
焚き火の薪は900円と高めだが、新しくできた道の駅「荒島の郷」で買えば600円だったと思う。
夜は10℃以下まで下がるのでまだ寒い。焚き火は必須だ。
足が冷たくなってきたので温めている。
酒を飲みながら火遊びするのが一番楽しい。
パチパチと薪の弾ける音と飛び散る火の粉が癒しとなる。
何と静かな夜か。
朝までぐっすりとよく寝た。
朝早くに出発したキャンパーもたくさんいたようだ。
昨日はもっとたくさんテントがあったように思う。よくにぎわっていた。
麻那姫湖(まなひめこ)。真名川ダムである。
今年、新しくオープンした「道の駅荒島の郷」。RV車の専用キャンプ場あり、モンベルショップあり、すばらしい道の駅だ。
平成の湯(立ち寄り温泉)では花まつりをやっていた。バーベキューができるようだ。
ずっと前から気になっていた岐阜県郡上市美並町にある温泉「子宝の湯」に寄ってみた。入浴料700円。食事処もある。おどろいたのは な・な・なんと長良川鉄道の駅がくっ付いている珍百景だ。駅のホームと温泉がくっ付いていた。
温泉の中が駅になっている。
本当に駅のホームである。 一瞬うそだろ??と思った。
TVに出てきそうな珍百景だ。
温泉でさっぱりした後は山菜そばを食べて帰路へ。
自宅到着後はキャンプ道具と登山道具の後片付けをし、満足感に浸ってうまいビールと焼酎を飲み干した僕であった。すばらしい土日であった。
*月曜日の明日の仕事に襲う筋肉痛はこの時、僕の体で静かに潜んでいたのであった。
さて、次はどの山へ行こうか。