2015.7.30 笠ケ岳
1日目:新穂高温泉~わさび平小屋~鏡平山荘~双六小屋(テン泊)
新穂高温泉の手前にある無料駐車場に車を止め、ロープウェイ近くまで行くと、登山指導センターへ登山届を提出です。
まず、わさび平小屋の手前に笠新道の入り口がありますが、かなりきつい急登とのことで、このルートは避け、距離はありますがテントの張れる双六小屋まで行くことにしました。テントでなければ、槍ヶ岳が見える鏡平山荘もいいかと思いますが、テント持参ですのでガンバです。
新穂高ロープウェイから1時間20分ほどで わさび平小屋に到着。
きれいなぶな林を歩きます。
整備された登山道
秩父沢
鏡平(ガスで槍ヶ岳は見えず、逆さに写る槍が見えなかった)
鏡平山荘(テン場はなし)
もう少しで稜線の弓折分岐
弓折岳から双六小屋までの約1時間は長くつらい道のりに感じました。
スタートから8時間くらい歩いたと思います。
双六は平日にもかかわらず多くの登山者でにぎわっていました。
テントの張りやすい広々としたテン場です。
双六小屋(すごろく)
双六のテン場
2日目:双六小屋~弓折岳~抜戸岳~笠ケ岳
これがまた、長い道のりでやはり7時間くらい歩きました。
ここが秩父平かな。
体力不足か・・・ヘロヘロです。
つかれた~・・・。まだまだある~・・・。
やっと笠ヶ岳山荘が近くに見えた~。
やっとテン場に着いたときにはまだ誰もいません。(やったー)
一番いい場所を吟味のうえ、さっそくテントを張り、笠ケ岳山荘でビールとカレーで
一息つきました。
なんと目の前にはすばらしい眺めがあるではありませんか!!
槍ヶ岳・大喰岳(おおばみ)・中岳・南岳~大キレット~北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳~西穂高岳まで槍・穂高連峰の山々が目の前にすべて見えるのです。感動!!感動!!
テン場にある雪渓の下には水場があり、雪に缶ビールと日本酒を突っ込んでギンギンに冷やして美味しく酒が飲めます。(プシュ~~) まぃぅ~。
テントからの眺めがいい。
奥穂高岳の上に月が出た。
夜明け前の槍ヶ岳のシルエットがきれい
3日目:笠ケ岳~笠新道を使いわさび平小屋へと向かいます。
朝早起きして、槍ヶ岳方面から上がるご来光を見て、西には沈んでいく月も見てと、太陽と月のコラボでした。
下山は抜戸岳頂上へ立ち寄り笠新道を下ります。想像通りの急な長い下りです。
さすがにここを登ってくる人は少なく、杓子平あたりでバテバテ状態になってます。(下りでも足への負担がかなりきます)・・・僕はもうヘロヘロです。
この景色を見ながらの下山が気分よくさせてくれます。
振り返って笠ヶ岳を見る。
樅沢岳から槍ヶ岳への縦走路(西鎌尾根)
背負ってきたザックの写真も。
杓子平(しゃくしだいら)から見た笠ケ岳
ぶな林が涼しい
笠新道の登山口にある水場。冷たくチョーうまい!
やっとの思いでわさび平小屋のテン場にたどり着き、大好きなビールとカレーで腹ごしらえ。テント設営です。
夜はこのテン場で出会った山友と3人でシートを広げてランタン灯し、一杯飲みながら遅くまで山談義で花が咲きました。
明日は帰るばかり。 zzz・・・。
大変、おつかれさまでした。
4日目:よく寝たけどまだ眠い・・・wwwww。
朝7時:わさび平小屋~新穂高温泉へと帰りました。
笠ケ岳はとっても体力のいる山でした。
次は、双六から三俣蓮華岳(みまたれんげ)・鷲羽岳(わしば)・水晶岳(すいしょう)・雲ノ平・黒部五郎岳(くろべごろう)へも足を延ばしたいと思います。
2015.7.11 八ヶ岳
梅雨の晴れ間に1泊2日で八ヶ岳(やつがたけ)に行きました。
美濃戸口の駐車場に車を止め、赤岳山荘や美濃戸山荘のある所まで約50分歩きました。
ここからが登山口です。車体の低い乗用車はボディーの下がガリガリと当たってしまう場所もあり、高級な車は奥まで入らない方が良いかも。
さて今回の登山は、美濃戸山荘から行者小屋を通り、阿弥陀岳~中岳~赤岳(主峰)のコースを歩き、赤岳頂上山荘をめざしました。(昼頃到着)
阿弥陀岳頂上で知り合った方とは同じコースでしたので、赤岳頂上では昼間から一緒にビールを飲んだり、小屋の消灯時間後は夜の星空観察など他の方たちとも一緒に寒い夜に空を見上げていました。(雲が多く時々しか星が見えず・・・)
翌日は、横岳~硫黄岳を歩き、赤岳鉱泉を経由して美濃戸口へ下りましたが、途中、山友と一つのグループができ一緒に下山したので、いい思い出となりました。
赤岳鉱泉で昼休憩した後、帰り道は沢沿いのすばらしいトレッキングコースで豊かな自然を堪能できました。
このコースはぐるりと八ヶ岳の山々を回ることができ、富士山も見ながらのいいコースだと思います。
中岳のコルから富士山が見えました。
富士山はご褒美のような存在です。
阿弥陀岳頂上へは約25分ほどだが、急な登りあり。
阿弥陀岳は360度のパノラマ
正面に見えるのは八ヶ岳の主峰・赤岳(2899m)
これは中岳かな・・。
振り返って、阿弥陀岳
赤岳頂上山荘が見えました。
赤岳頂上からのご来光
赤岳頂上山荘をあとに・・・。
20~30分で赤岳展望荘
岩登りが続きます。
登ったり下りたり、ガンバです。
次は硫黄岳山荘が眼下に。
硫黄岳山荘(なんとにぎやかな国旗のように見える)
硫黄岳の爆裂火口
右から阿弥陀岳~中岳~赤岳(中央)
硫黄岳から北方向に天狗岳でしょうか。(西天狗&東天狗)
赤岳鉱泉(カレーがおいしいようです)
沢道が気持ち良い・・・。
2015.5.3 山の聖地と呼ばれる涸沢へ
平湯温泉にある「あかんだな駐車場」に車を止めバスに乗り換え上高地へ入りました。
ゴールデンウィークということでたくさんの登山客や観光客が朝早くからにぎわう上高地です。目指すは涸沢。
徳澤園のキャンプ場
横尾
横尾を過ぎてしばらくすると、雪道へと変わりまだまだ冬山の様相です。
横尾からまだ雪がたくさん残っていますが、アイゼンなしで行けます。
本谷橋はまだかかっておらず、夏道とは全く違う景色に圧巻です。
雪質は柔らかくアイゼンなしでも涸沢まで登れますが、本谷橋より完全な雪山。
柔らかい雪だが、ひとまずアイゼンつけることに。雪渓をぐんぐん登ります。
穂高の山々が見えてからも、なかなかテン場に着かない。シンドイです・・・。
足が重い・・・。
もう少しだ!!
奥穂高も北穂高も雪の上を直登だね。初めて見る穂高の雪山 ・・・
さてと、どこにテント張るかな・・・
スコップないので足で地ならしして、こんな感じでOK !
みなさんスコップで地ならししてテン場作り。
テントがいっぱいになりました。
ビールを買って雪の上におき、あとでぷしゅーっと・・・。ギンギンに冷えたビールが疲れを吹っ飛ばします。
こんなにたくさんテントがあるのかと驚きましたが、色とりどりのテントの景色に感動さえ覚えます。
にぎわう涸沢(からさわ)ヒュッテの展望席
ここはまだ冬山! 北穂高岳へは明日の早朝にアタックしようと今日は雪景色を堪能しぐっすりと眠ることにします。(テン泊も慣れてよく眠れるようになりました)
さて翌朝・・・、天気がいまいち・・・。うーん。(悩む)
登っても景色は真っ白でさっぱりだな~・・・。
北穂高岳方面をみてもほとんど登っていなかったので、ここはひとまず無理せず断念しました。
また来年5月に来よう。
涸沢の雪景色をしっかり堪能した後は、テントを撤収しいつもの徳澤園でテントを張ることに。
下山の様子。
徳澤園は水やトイレの整備がよく、不自由なく過ごせるキャンプスポットです。
夕食は、徳澤園のおでん定食がお気に入りです。
ランチは高菜チャーハンが人気で、夏場のソフトクリームも良し。
夕食は予約しないと食べることはできません。
たっぷり時間あるので、暇な時間をビールを飲んで ゆっくり・・ まったり・・
森の風景と明神岳を見ながら過ごします。
翌朝、上高地バスターミナルまではのんびり歩いて約2時間。
帰りは平湯温泉で湯につかり至福のひとときを。
また次回雪山チャレンジしようと思います。
(残念ながら、この日、奥穂高岳から涸沢へ降りる途中に滑落事故があり、男女2名の方が亡くなられたとのこと。ご冥福をお祈りします)
(この徳澤園は6月頃の写真を使用してます)
2014.12.3 「はやぶさ2」 飛翔せよ(番外編)
「はやぶさ2」の打ち上げを見るために鹿児島港を出発し種子島に向かいました。
この日は運よく、海の荒れも収まり、高速船が出港。
種子島の西之表港には打ち上げ日の看板がありました。
レンタカーを予約しないと、公共交通機関では移動が困難です。
打ち上げを見た場所は、打ち上げ場所から近く見える「恵美之江展望公園」です。
ここの駐車場は早朝から並ばないと停めることはことができません。(駐車台数100台ぐらいだったかな)
前日からこの駐車場に入ることはできず、当日警察官等の指示に従わなければなりません。だから早朝から長い車の列ができるので、早い者勝ちです。
この場所は打ち上げ場所からギリギリの約3Kmの位置です。
種子島宇宙センターのロケット発射場は、世界でも一番美しくコンパクトに設計されています。
ニッポンの英知と技術が結集されています。
打ち上げを楽しみに集まった人達。打ち上げ日が延期されたので見学者は少なかったかもしれません。
見学場所は長谷展望公園や宇宙ヶ丘公園もあります。
JAXA種子島宇宙センターより「はやぶさ2」が、カウントダウンとともに
2014.12.3. 13時22分04秒に打ち上げられました。
空気がバリバリと割れる轟音はすごいです。
あっという間に宇宙に行ってしまいました。
はやぶさの任務は、2018年7月、小惑星「1999 JU3」(リュウグウ)に到着し、18ヶ月滞在してサンプルを取得。
2019年リュウグウ出発し、2020年12月頃、地球に帰還し、カプセルを地球に再突入させるプロジェクトです。(東京五輪のあとですね)
ロケットの丘は打ち上げが終わらないと入れない区域。
ここから打ち上げが見えたら最高でしょうね~。
種子島宇宙センター。広い公園となっていて、出入りは自由です。(Pあり)
打ち上げが終わらないと当日は入れません。
翌日、打ち上げの行われた場所を観光することができます。
要予約です。宇宙センターへ電話で予約すればOK(人数制限あり)。
立ち入り禁止の工場内等をバスに乗り、女性スタッフより説明を受けます。
ロケットを組み立てる建物と発射台。(打ち上げの翌日しか見られない)
この場所までバスが案内してくれます。(降りることはできません)
ロ
ロケット格納庫。
名古屋でロケットを作り、船でここまで運んだ後、この倉庫で組み立てられます。
管制センター。
TVでよく見る打上げ成功した時のスタッフの拍手や握手が思い出されます。
2泊3日の種子島を後にし、鹿児島市内に戻れば、久々にみる雨上がりの虹です。
桜島。
2014.10.30 石鎚山(いしづちさん)
10/30 石鎚山ロープウェイを利用し、山頂成就を経て石鎚山頂へ(1982m)行きました。
石鎚山は日本の百名山、日本七大霊山のひとつとして歴史と自然の豊かさにあふれています。
成就社から山門を抜けると、ここから登山道、ブナをはじめ多くの雑木林を歩き、間伐材の階段やジグザグの道、ためし鎖・二の鎖・三の鎖がある。巻道もあるので特に心配はなし。
山上成就駅から歩いて20~30分ほどで旅館街・成就社に着きます。
登山の安全祈願をして。
この山門より石鎚山をめざします。
このあたりから、階段が多くなります。
ためし鎖はパスし、まずは一の鎖(27m)
左の鎖が登り・右の鎖が下りに使用する。
トイレの設置工事とか。
二の鎖(65m)
かなり急な岩場で迫力があります。
三の鎖は工事のため使用できず巻道の利用となりました。
弥山にある山小屋
天狗岳(1982m)
ここまで行きます。天狗岳頂上。
瓶ヶ森(かめがもり)1896m
石鎚神社(弥山)
山並みが美しい。
2014.10.25 四国剣山
百名山の一つ 四国剣山(つるぎさん)から次郎笈(じろうぎゅう)~丸石~高ノ瀬~
三嶺(みうね)へと向かうコースです。
四国の屋根と呼ばれる剣山山系の主峰「剣山」は標高1955mで西日本第2の高さを誇ります。
徳島県の美馬から狭い道を見ノ越まで車で走り、見ノ越駐車場へ。(とにかく道が狭く、対向車が来るとすれ違う場所がないほど運転は要注意です)
駐車場からすぐ、この登山道があります。
この登山道入り口から登るのが王道かと・・・。 10/25 10:20スタート
今回時間の都合上、リフトでごめんなさい。すいすいと上の方まで。
紅葉のきれいな時期でした。
リフトを降りて30分~40分ほどで剣山山頂へ到着。
このミヤコザサに覆われたきれいな尾根を歩き、向こうに見える頂は次郎笈(じろうぎゅう)です。(昔、剣山を太郎笈と呼び、兄弟峰と呼ばれた頃もあったようです)
次郎笈から見る三嶺(みうね)は200名山で、剣山から約17Kmほどの距離があります。
見るからに遠いとおい山です。さあ、あそこまでガンバです。 12:00
気持ち良い稜線をひたすら歩きます。
13:45 丸石避難小屋。この場所から右方面に下山する登山道を下れば、祖谷(いや)の「かずら橋」に行きます。
今回はここに泊まらず、白髪避難小屋(しらがひなんこや)へ向かいます。
夕方になるとガスが発生し、登山道も見えにくくなってきた頃ですが、やっと白髪避難小屋に到着しました。
先客が多く入っており、満員状態、テントを持たずに来た方にスペースをゆずることに。僕ひとりテントです。朝は、5度ぐらいまで気温が下がりました。
小屋にいた方たちは人が多いせいか、暑かったとのこと。
この山にはトイレの設備がなく、見えないところで用を足さなければなりません。
朝、6:30出発です。三嶺(みうね)が近くに見えてます。(昨日はガスで見えていなかった)
白髪避難小屋をあとに・・・。
稜線をいくつもアップダウンしながらようやく三嶺の手前の最後の登り。
急な登りでシンドイです。
ようやく三嶺頂上(1893m)。 白髪避難小屋を出てから約2時間で到着。
まだまだ向こうに美しい稜線が続きますが、西熊山・天狗塚方面へは今回行きません。
水場もある「お亀岩避難小屋」があり、新しい小屋で快適だそうです。
三嶺小屋が見えます。ここでの宿泊がいいかもしれませんね。
当然、管理人はいないので掃除は自らが鉄則です。
小屋の中はきれいでした。
この三嶺のササがめちゃ美しく、ここまで頑張ってきた甲斐がありました。
もう一日泊まりたかったなあ。
さて、下山です。名頃(なごろ)まで約2時間。
樹林を抜け、モミ林を抜けたら2時間で「名頃」に到着。
「名頃」から路線バスで「見ノ越」まで戻る予定でしたが、香川県の親切な方に車で送っていただき感謝です。本当に助かりました。
途中車を降り、紅葉の写真を撮るなどし、親切な方に感謝。ありがとうございました。
2014.9.26 十勝岳
北海道 十勝岳(2077m)
白金温泉から車で望岳台(標高930m)まで行くと登山口があります。
この山は活火山。
この登山届の箱の中にノートが入っており、必要事項を記入します。
下山したら下山時間も書くようになっています。
避難小屋までは約1時間。
十勝岳の頂上が見えています。 草木は1本も生えていません。
昭和噴火口の横を歩きます。
十勝岳頂上。大きな岩がゴロゴロ転がっています。
前十勝の噴火口
こちらの方向は、遠くに雪が積もっている大雪山(旭岳)、手前が美瑛岳。
昭和噴火口
美瑛岳と美瑛富士
次はトムラウシ山へチャレンジ!!
こんなところも立ち寄るとおもしろいです。
青い池
北の国から 五郎の石の家
富良野ワイン工場
2014.9.23 大雪山系 (黒岳~北鎮岳)
紅葉の秋ということで、大雪山の層雲峡温泉から黒岳ロープウェイを利用し、黒岳めざしました。登ったそこは銀世界・・・。
早朝6時前だというのに、たくさんの観光客が訪れていました。
ロープウェイを降りると、リフトに乗り換えです。
標高をぐんぐん上げていきます。
気温も低く、寒い大雪山系の黒岳です。
約1時間少しで頂上へ。 ・・・真っ白な頂上に驚きました。
遠くの真っ白な山が北鎮岳(ほくちんだけ) あそこまで行きます。
アイゼンは持参せず。
黒岳から北鎮岳(2244m)まで約2時間。(深いところは20cmほどの積雪でした)
このお鉢を回った向こうに大雪山の主峰 旭岳(2290m)があります。
さて帰り道です。朝の雲海もすっかりなくなり、北海道の山々がよく見えます。
雪景色と紅葉が同居している黒岳でした。
黒岳温泉で一汗流し、疲れをとりました。駐車場には鹿がでてきてました。
2014.9.20 北海道 利尻山(通称:利尻富士)
2014.9.19 礼文島からみた利尻山です。
この写真は、吉永小百合さん主演の映画「北のカナリアたち」 の礼文島・ロケ現場の小学校の校舎です。利尻富士が一番美しく見えるここ「北のカナリアパーク」はこの映画の記念に保存・公開されている礼文島の南端に位置します。
利尻島にもっとも近いこの場所からは、利尻富士が美しく凛と見ることができ、ブランコに乗ってぼんやりするのもいいでしょう。
自分の小学校の頃を思い出すにちがいありません。ぜひ、訪れてみてください。
何かが見えるかもしれませんよ・・・。
礼文島から利尻へ渡るフェリーからみた景色。
いよいよ明日、あの頂へとチャレンジです。
利尻島の港は、鴛泊港(おしどまりこう)です。
利尻の宿泊先のペンション「レラモシリ」さんの裏側の景色。
すてきなペンションです。
食堂も、めちゃおしゃれな雰囲気です。
シングルルーム とてもきれいで、お風呂は温泉です。(共同の風呂)
登山の朝は早い。AM4時ごろだったかな~・・・ロビー集合でした。
宿の女将さんが登山客6~7名乗せ、登山口まで送ってくれます。
出発はAM5時!まだ暗いです。
今日は、礼文島もはっきりと見えるようです。
登山道は狭いですが、はっきりとしていて迷うことはありません。
しかし木の枝が低いため、何度か木に頭をぶつけました。
大きなザックは木が低いのでかがむケースが多いから、向かないかもしれません。
トイレブース。携帯用トイレで環境保護です。
携帯トイレは持参したが、まだ使ったことはありません。
1218m付近 頂上はため息がでるほどまだ高いところにある。
ここからが正念場!! 本当に正念場だった・・・。
風が強く寒い! 雨ガッパを着て寒さをしのいだ。
帰り道に気付いたのだが、この右側の下は、えぐれており、いつ崩落してもおかしくないような登山道に思えた。
土が滑りやすく、登りにくい箇所もあった。
登山道が崩れやすいため、整備されている。
山頂まであと少しか!!と期待は膨らむが、周りが見えない。
急こう配となり、山頂がうっすら見えた。
若い人たちが僕の撮る写真にポーズをとってくれた。 せ~の・・パシャ!!
すばらしい写真です。ありがとう。
ん・・・? あなたはもしかして羅臼岳で一緒になった方じゃないですか・・・?
は~いそうです。奇跡の再会、1週間ぶり、こんなところで会うとは。
ガスっていましたが、時々晴れ間がみえる・・シャッターチャ~ンス!!
美しい礼文島の全景です。
島の左(南)に「北のカナリアパーク」があります。
鴛泊(おしどまり)港が見えます。
右の方向に見えるのは北海道の本島、稚内です。
振り返ると利尻山の頂が遠くに見える。
早朝、暗くてわからなかった甘露泉水、お水をいただくことに。
渇いたのどには一番のご褒美。 あ~・・・まいう~。です。
お昼のお弁当を作ってくれたペンションの女将さんのおにぎりがしょっぱくてすごくおいしかった。
登山口まで迎えに来ていただき、港まで送ってくれました。ありがとうございました。
利尻山頂には再び雲がかかってました。
疲れた体に、礼文島の夕日が心なごませてくれます。
また何年後かに訪れた時も、このままの大自然であることを心より願います。
2014.9.15 北海道 「羅臼岳」 と 「知床五胡」
この正面に見える山が世界自然遺産(2005.7に世界遺産に登録)の知床連峰の主峰 百名山「羅臼岳」らうすだけ。
1660mのパノラマからは、知床半島をはじめ北方領土まで見渡せる360度の大展望。
ということで、知床自然センターから車で岩尾別温泉Pに車を停め、AM5時 木下小屋を出発しました。
岩尾別登山口で登山届提出(日帰り登山です)
必ず、クマ鈴はつけた方が良い。
熊の出没頻度が高いようです。
ジグザグの坂を標高あげていきます。
銀冷水あたりからまたヒグマに会う確率が高くなるらしい。要注意です。
狭いが、テン場あり(3張りぐらい)(こんなところでテント張れるか!)
下は晴れていたが、雲がかかりだしました。
登山道を整備している方がいました。お疲れ様です~。
このあたりググッと標高を上げます。
険しくなってきましたが、ルートはしっかりしてます。
この岩の上が羅臼岳の頂上。
この羅臼平(らうすだいら)よりあと1時間です。
少し広いテント場となっています。
何となく獣の匂いがしてヒグマが出そうな気がします。
一人じゃ怖いです。(無理・・・)
食糧・料理の匂いでテントを襲うこともこともあるので、フードロッカーが備えられています。
テント内やテントのそばでは料理をしない!
が鉄則で、このフードロッカーに利用し食糧を一時保管するようです。
頂上近くなると、溶岩ドームが盛り上がり迫力ある奇岩、巨岩の積み重なった山頂になります。
羅臼平を眼下に。
適当な岩を選び、ぴょんぴょんと頂上向けて歩きます。
羅臼岳頂上です。1660mからの大パノラマは、360度の雲海でした。
知床の海が見たかった!
中部山岳の3000m級に匹敵するするほどの景色です。
知床連山がマチュピチュのように見えます。
雲の遠くに見える山の頂は、国後(くなしり)の山でしょう。
ロシア領土で渡航不可なんですよね。
宇宙なのか、海なのかよくわからんブルーの水平線か?
地球は丸い。
羅臼岳頂上ではすばらしい雲海にしばらく放心状態でした。
寒いので防寒はしっかりと。
みんなでバイバイと下山する人にお別れを・・・。
後日、大分県の方からこの写真をメールで送っていただきました。(ありがとう)
1週間後に別の山で奇跡の再会があるとはこの時思っていませんでした。
頂上ではみんな友達です。
オホーツク海を走る知床の遊覧船かな。
ウトロ港に向かっています。
2015.9.16 知床五胡を散策。
フィールドハウスで約30分ほど講習を受けて知床五胡を散策します。
この講習は主にヒグマと不幸にも出会った時の対処の仕方を勉強します。
映像でのテントを襲うヒグマ、ソーセージ事件など人間と自然界のルールを教わります。講習終了許可証を持って、入り口でチェック!!
さあ出発です。
どんぐりなどが ぽたぽた落ちてきます。
自然そのままの景観です。
一湖・二湖は一般観光客の方でにぎわっています。
ここは講習なくても行くことができます。
ヒグマ発見情報が入ると知床五胡は回れません。
一湖のみの観光となるようです。
高架歩道が作られ、ヒグマが入れないよう設計されてます。(一湖のみ)
知床連山が見えます。右側の山が羅臼岳です。
羅臼岳のズームアップ
三ッ峰 ズームアップ
知床五胡をゆっくり約2時間でまわり堪能できました。
羅臼岳から知床連山の硫黄岳のルートにて行方不明者2名が予定日になっても下山していないと、TVでニュースになっていました。
3日後自力で下山したらしいですが、硫黄岳方面へ行かれる方は迷いやすい道があるようなので、注意を払ってください。
この時期、鮭漁で沖に出ていく船のエンジン音が羅臼の山によく聞こえてきます。
もう一度天気の良い羅臼岳のパノラマを見たいもんです。