2017.8.10 甲斐駒ヶ岳2967m
好日に恵まれ筋肉痛をおして頑張りました。(下山は筋肉破壊状態・・・)
8/10 6:00スタート
長衛小屋すぐ前が登山口。
堰堤(えんてい)がいくつもある沢沿いを歩きます。
約30分で仙水小屋。予約者以外は立ち入り禁止でしたので休憩はできません。
ここにテント場ありますが、見た感じスペースは狭いイメージでした。
不思議な岩石がゴロゴロしている場所。
うまくかみ合っていて崩れたりなどの落石はなさそう。
火山の噴火で飛び出した岩石のようです。(珍しいと思います)
登山道のペンキマークないです。個人のカンで進んでください。
仙水峠に到着。7:00
右に行けば栗沢山~アサヨ峰~鳳凰三山方面
左に行けば、駒津峰6合目(2740m)へ1時間40分ほど。
ここからは急登が続きます。。
鳳凰三山の地蔵岳(オベリスク)が見えます。(写真中央のとんがり)
甲斐駒ヶ岳は雲がかかっている。
手前は、摩利支天の岩壁がドーンと見える。
急登が続く樹林帯。 けっこうキツイっすね!
昨日登った仙丈ケ岳。
正面の山が栗沢山で、遠くに北岳が見える。
グッと近くなった甲斐駒ヶ岳。(山肌が白いため雪があると見間違うほど)
駒津峰2740m(6合目) 広い休憩場所となる
ここから1時間30分~ほどで頂上へ。
ここからが、岩場などアップダウンあり。
駒津峰~六万石までのヤセ尾根が約30分ほど続きます。ストックは一時片付けた方がよいと思います。
飛行機雲が美しい!!
鳳凰三山の向こうにうっすらと富士山だろうか???
8合目付近から直登ルートと巻道ルート分岐あり。ここではルートが見えませんね・・・。
左側は絶壁。
岩場はストックを片づけた方が登り降りしやすい。
(頑張ってストックを駆使している方がいますが、三点支持でバランスよく岩をつかんでほしいと思います。)
ちょっと振り返り、巨大な岩石が集まっている六万石(8合目)を眺める。
ここを過ぎるとすぐに直登コースと巻き道コースに分かれます。
直登コースは初心者は避けた方がいいですね。岩場で高度感ありとのこと。
上に直登コース、右に巻き道コース(ほとんどの方は巻き道)
巻き道でも、岩が落ちてこないか心配な景色・・・。
不思議な登山道に感動を覚えます。
規則正しく並んでいる石が不思議です。
これも自然の芸術?。
登山道
摩利支天の頂。
規則正しく並んでる石がやはり面白い。不思議・・・。
あと少しで頂上か・・・!! 道しるべがその気にさせる。ガンバ!!
下りの案内
やっと頂上へ到着信仰登山の山、甲斐駒ヶ岳の祠。10:15
頂上は大きな石が点在しているが、広いので休憩しやすい。
鋸岳(のこぎりだけ)へのルートが続いている。危険とある。
この先が鋸岳へと続く。
鋸岳2685m
仙丈ケ岳3032m
甲斐駒ヶ岳2967m。
山頂は思ったより広いです。気温18度と涼しい!!
360度パノラマで北岳・仙丈ケ岳などの南アルプスの山々・富士山・八ヶ岳・遠く北アルプスまで見渡せる。(雲が多く遠くは見えなかった・・・。)
下山も気をつけて。
摩利支天へも行けます。
鳳凰三山の方向は朝からずっと雲がかかっていました。
富士山が見える方向のはずです・・・。
六万石は8合目。ちょっと休憩していきましょう。
駒津峰から双児山コースで下山します。2649m
ガスがよく出るが涼しくていい。
思ったより急登はなく、緩やかに北沢峠まで安全に下山できました。
長衛小屋のテント場がより一層増えている気がします。
4時頃にもなると寒くて、暖かいウエアを着ました。
この日は、長衛小屋のシャワー(5分500円)でスッキリ汗を流し気持ちよくテントに入りました。
また、となりのテントの方と酒を酌み交わし、いい思い出となりました。
私の相手になっていただき本当にありがとうございました。
いよいよ明日は、山の日ですが下山です。
8/11、山の日。AM7時。
北沢峠には何台ものバスがたくさんの登山客を乗せ集まってきました。
戸台方面から来るバスと広河原から来るバスで北沢峠は人でごった返していました。
すごい人の数に、正直びっくりしました。
こんなにたくさんの人が来て、テント張る場所あるのかな~なんて他人を心配する自分でした。
北沢峠こもれび山荘は毎日にぎわっていました。
北沢駒仙小屋(長衛小屋)⇒仙水峠⇒駒津峰⇒(巻き道)甲斐駒ヶ岳⇒駒津峰⇒双児山
⇒北沢峠。
北沢峠を拠点として2つの百名山が登れるので、ベースキャンプで2日~3日間が楽しめます。
多少ザックの荷物が多くても、バス停から歩く距離が短いため苦にならないのが利点。
ビールは川に冷やせば何とかなりそうですね。!!
テント場は早い者勝ちですよ!! (テント幕営1人500円)
いい山でした!!